今回の記事では [ 2023/11/26 ] に受けた中検4級の結果の報告をしていきます。
中国語学習を開始してから約3か月での受験となりましたが、はたして合格できたのでしょうか?
試験を振り返りながら順々に見ていきたいと思います。
記事の内容
- 試験結果とその詳細
- ミスした問題の振り返り
記事の信頼性
子育てをしながら社会人から、留学なしで英語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。
試験結果と得点の詳細
それではさっそく [ 2023/11/26 ] に受けた中検4級の結果とその詳細についての報告です。
結果は...
見事合格でした!
こちらが送られてきた合格証明書と得点の詳細です。
得点
- 筆記試験 得点 87点 (全体平均 63.5点)
1:声調, ピンイン問題 20/20
2:空欄補充問題 20/20
3:内容一致問題 20/20
4:長文問題 10/20
5:ライティング問題 17/20 - リスニング試験 得点 95点 (全体平均 66.4点)
1:一問一答形式 50/50
2:長文形式 45/50
通常リスニング、筆記共に60点以上が合格基準ですが、証明書にもある通りその回の出来具合によって合格基準点は変わるみたいですね。
今回だと( )で書いてある 55点が合格基準点になっているそうです。
難しくても、最後まで諦めなければ合格の可能性はありそうですね。
ミスした問題の振り返り
次に『ミスした箇所の振り返り』をしていきます。
初受験のみなさまにも有益な情報があると思いますので、最後まで見ていただけたらと思います!
リスニング、リーディング、ライティングの3つのパートに分けて振り返っていきます。
リスニングの振り返り
まずはリスニングパートの振り返りです。
私が間違えてしまった問題が長文形式の語りパートの1問です。
その時の問がこちらです。
間違えた問題
我在北京学过多长时间汉语?
中検4級のリスニングはほとんど引っ掛け問題がないのが特徴なので、シンプルに「中国語を何時間勉強していたか?」の聞き取りに専念していました。
ですがポイントは "在北京" の部分で、リスニング音声には「南京では ~, 上海では ~, 北京では ~」というように、いくつもの国での学習時間が並べられていました。
そのことに気付いたのが2回目のリスニング中で、結局「北京では何時間なのか?」というところが判断できず間違えてしまいました。
こういうパターンの引っ掛けがあるんだと、みなさんには事前に知っておいてほしいと思います。
リーディングの振り返り
続いてリーディングの振り返りです。
このパートでは長文問題で3問落としてしまいました。
ミスした理由はシンプルに前置詞などの文法の勉強不足でした。
ここは詳細は割愛させていただきます。
ライティングの振り返り
最後にライティングの振り返りをしていきます。
このパートは1問あたり4点で、部分的ミスに対しては△とし減点方式が採用されています。
私は3問の問題で部分的ミスをし、各1点マイナスされ合計得点が17点となりました。
私が間違えた部分は以下の通りです。
間違えた問題 ①
わたしはあの雑誌を読み終えました。
私の回答:我看完那本杂志。
正答:我看完那本杂志了。
間違えた問題 ②
わたしは牛乳を買いたいですが、あなたは?
私の回答:我想买 ---,你呢?
正答:我想买牛奶,你呢?
間違えた問題 ③
張先生はわたしたちに音楽を教えています。
私の回答:張老师教我们音乐。
正答:张老师教我们音乐。
1問目のミスは「"完" と "了" を一緒に使っていいのか?」というのが分からなくて間違えてしまいました。
2問目に関しては "牛奶" が書けませんでした。
過去問をやって感じたのですが、中検4級はリスニングやリーディング含め "牛奶" が頻出ですね。
3問目に関しては、名前の "張" はそのまま中国語でも "張" だと思っていました。
総括するとライティングでは、この程度の細かいミスならマイナス1点だけで済むということが分かりますね。
まとめ
今回の記事では第110回の中検4級の私の試験結果についてご報告しました。
中検に合格するとメールで「華語文能力測験(TOCFL)の対応級を無料で受験できる招待状」が来ていました。
無料受験できる人数に限りがあるそうなので、合格後に興味があれば早めに応募するのがいいですね。
このブログではその他、英語・中国語学習に関する有用な情報を発信しています。
こちらの記事では『中検初受験者が知らないような、勉強以外で得点を伸ばすポイント』をご紹介しています!
ぜひチェックしてみてください。