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ライティング

【初級編】自由英作文で今すぐ使える便利フレーズ集!

自由英作文対策

「毎回同じような文章の自由英作文になってしまう...」

制限時間に追われながらライティングをしなければいけない英語試験に臨んだことがある人なら、一度はこんな風に感じたことがあるのではないでしょうか?

もちろん自分なりのスタイルを確立することは良いことですが「幅広いフレーズ・構文を使えているかどうか?」は、多くの英語試験で重要な評価ポイントの1つとなっています。

そこで今回はライティング初級者の方に向けて、英作文でよく使われる「And, But, So, For example, In other words」の5つに着目して "今すぐ使える言い換えフレーズ" をご紹介していきます。

ぜひ最後までご覧ください!

記事の内容

  • "And" の代わりに使える表現

  • "But" の代わりになる表現

  • "So" の代わりになる表現

  • "For example" の代わりになる表現

  • "In other words" の代わりになる表現

記事の信頼性

自己紹介

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語・中国語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。

"And" の代わりに使える表現

"And" の代わりに使える表現

それではまずは "And" の代わりに使える表現をご紹介していきます。

And は英語で最も頻繁に使われる接続詞の1つで、物事を列挙する際に名詞や文章をつなげる役割、追加で情報を足す場面など様々な状況で使われてます。

And が持つすべての意味をカバーする代替単語はありませんが、それぞれの状況に応じて使えるフレーズを6つ以下に共有していきます。

Then

まず最初の And の代わりに使える代表的なフレーズが「Then」です。

Then は、日本語で訳するなら「それから」を意味し、時間的な順序を表す際に使われます。

And は接続詞のため、英語試験という状況において文頭で使用するとあまり良い印象につながりませんが、副詞の Then なら文頭でも使用可能です。

例文

それから彼女は、宿題を終えた後寝室へ向かった。

彼らは部屋を掃除し、それから友達をパーティーに誘った。

Also

続いて2つ目の And の代わりに使えるフレーズが「Also」です。

Also は、日本語で訳するなら「さらに」を意味し、追加情報を提供する際に使われます。

Also も接続詞ではなく副詞として扱われるため、文頭・文中などで自由に使用することが可能です。

例文

さらに彼は、水泳に加えてバスケをするのも好きだ。

夕食のために食料を買った。あとパーティーのためにお菓子も買った。

Moreover

続いて3つ目の And の代わりに使えるフレーズが「Moreover」です。

Moreover は Also と同じく、日本語で訳するなら「それから」を意味し、追加情報を提供する際に使われる表現です。

副詞として使われるので、文頭でも使用可能です。

例文

彼女は3言語を流暢に話す。加えて、新しい言語をすぐに習得する才能もある。

会社の利益はこの四半期で成長した。彼らは来年は更なる成長を期待している。

In addition

続いて4つ目の And の代わりに使えるフレーズが「In addition」です。

In addition は上で紹介した2つのフレーズと同じく、日本語で訳するなら「それから」を意味し、追加情報を提供する際に使用されます。

「In addition to 名詞」の形で「~に加えて...」という意味でも用いることが可能なので、併せて覚えておきましょう。

例文

彼女はピアノを弾くのが好き。プラスして、ギターを習っている。

トムは試験勉強に加えて、地元のカフェでアルバイトもしています。

Likewise

続いて5つ目の And の代わりに使えるフレーズが「Likewise」です。

Likewise は、日本語で訳するなら「同様に」を意味し、前に述べた事柄と同じように当てはまることについて言及する際に使われるフレーズです。

「Have a nice day!」などの返答に単体で Likewise (= あなたもね!などの意味) で返すこともあるので、知識として覚えておきましょう。

例文

彼女はハイキングが好きだ。彼女の弟も同様にアウトドア派だ。

同様に私も、誠実さは最も重要なポリシーだと思う。

In the same way

最後にご紹介する代替フレーズが「In the same way」です。

In the same way は Likewise と同様に、日本語で訳するなら「同様に」という意味で使われるフレーズです。

「in the same way as ~」の形で「~と同じ方法で」と言う意味で使用されることもあるので、こちらの用法も押さえておきましょう。

例文

同様に彼も、勉学に勤勉さと献身さをもって取り組むタイプだ。

彼の指導者が教えてくれた方法と同じように、彼は問題に取り組んだ。

"But" の代わりになる表現

"But" の代わりになる表現

続いては "But" の代わりに使える表現をご紹介していきます。

But も And と同じく、英語の中でも使用頻度の高い接続詞で、逆説・対比や付加情報の追加など様々なシーンで活躍してくれます。

しかし But も接続詞がゆえに、英語試験のライティングのような場で文頭で使ってしまうと良い印象に繋がりにくいので、ぜひ以下の3つの代替フレーズを押さえておきましょう。

However

まず最初の But の代わりに使える代表的なフレーズが「However」です。

However は、日本語で訳するなら「しかしながら」という意味で使われ、文やアイデアの間に逆接や対比を表す際に使われるフレーズです。

But よりもフォーマル感があり、非常にライティング向きな単語なので覚えておきましょう。

例文

しかしながら、みながみなこの決定に同意したわけではない。

しかしながら、その実験は予期せぬ結果を導き出した。

Nevertheless

続いて2つ目の But の代わりに使える代表的なフレーズが「Nevertheless」です。

Nevertheless は、日本語で訳するなら「それにもかかわらず」という意味で、前提や述べられた事実に対して「しかし」と相対する意味を持つ事柄を述べる際に使用されます。

例文

天気予報では明日は晴れだそうだ。でも傘は持っていくことにしよう。

財政的に厳しい状況だけど、前に進み続けよう。

On the other hand

最後にご紹介する代替フレーズが「On the other hand」です。

On the other hand は、日本語で訳するなら「その一方で」という意味で、対立する考え・事実などを述べる際に使われる表現です。

2つの物を比較する際に使われる似たパターンとしては「On the one hand ... on the other hand ...」がありますので、以下の例文で確認しておきましょう。

例文

一方で、独立して働くことを好む人もいれば、チームで目標に取り組みたいと思う人もいる。

もっと給料の良い職に就きたいと考える一方で、今やっている仕事も好きだ。

"So" の代わりになる表現

"So" の代わりになる表現

では続いては "So" の言い換え表現をご紹介していきます。

So と言えば、理由や結果を導くために用いられる接続詞で、日本語で言うなら「だから」に対応する単語です。

持つ意味が多岐に渡るため、So と完全に同じ役割をしてくれる1つの単語で完結する代替表現はありませんので、それぞれの状況に合わせて 以下の3つのフレーズを使い分けていきましょう。

Therefore

まず最初にご紹介する代替フレーズが「Therefore」です。

Therefore は、日本語に訳するなら「それゆえに」を意味する、So よりもフォーマル度が高い副詞の役割をする単語です。

So 自体「だから...」の意味では接続詞として用いられるため、英語試験のような場では文頭で用いることは推奨されませんが、副詞の Therefore なら文頭で使用することも可能です。

例文

それゆえに、彼はバスに乗れず学校に遅れた。

それゆえにその店は閉まっていて、食料品を買うことができなかった。

Consequently

続いて2つ目の代替フレーズが「Consequently」です。

Consequently は、日本語で訳するなら「その結果として」という意味で使われ、ある出来事や行動の結果を導き出すために使用される副詞として用いられる単語です。

例文

どしゃぶりだった。その結果、道路は冠水した。

寝坊したので、彼らと一緒に参加することができなかった。

As a result

続いて3つ目の代替フレーズが「As a result」です。

As a result は、Consequently と同じく日本語に訳すると「その結果」を意味するフレーズです。

「~の結果」とさらに具体的に表現する場合は、as a result of の形を用いますので、併せて押さえておきましょう。

例文

彼は日焼け止めを塗らなかった。その結果、日焼けした。

彼女はアラームを設定し忘れていた。その結果、寝坊した。

"For example" の代わりになる表現

"For example" の代わりになる表現

では続いては "For example" の言い換え表現を、4つご紹介していきます。

For example は、日本語で表現すると「例えば」を意味し、前に述べたことの具体例を挙げる際に便利なフレーズです。

ライティング試験では、抽象的なことばかり論述していても説得力に欠ける文章になってしまうので、必ずこのフレーズの代替表現もいくつか押さえておきましょう!

For instance

まず最初にご紹介する代替フレーズが「For instance」です。

For instance も For example に次いで有名な「例えば」を意味するフレーズですね。

基本的には文章または名詞を列挙する際に使用可能なので、以下の例文で使い方を確認しておきましょう。

例文

多くの熱帯フルーツはビタミンが豊富だ。例えば、マンゴーやパパイヤはビタミンCを豊富に含む。

マーケットでは多くのフルーツが手に入る。例えば、リンゴやオレンジ。

As a case in point

続いて2つ目の代替フレーズが「As a case in point」です。

As a case in point はあまり聞き馴染みのない表現かもしれませんが、日本語で訳するなら「その好例としては」という意味に対応します。

「As:~としては」「a case:例」「in point:ぴったりの」と、それぞれの部分に分けて解釈すると分かりやすいかもしれませんね。

周りとの差を付けられるマイナーなフレーズなので、ぜひ押さえておきましょう。

例文

言語を学ぶことには大きなメリットがある。その好例として、認識力が改善したり、自分のキャリアの向上が見込める。

多くの人はアウトドアの遊びを楽しむ。例えば、ハイキングやピクニックをすることは、ポピュラーな週末の過ごし方だ。

Another example is that

続いて3つ目の代替フレーズが「Another example is that」です。

Another example is that は、日本語に訳するなら「他の例としては...」という意味で、最初に出した例以外で具体例を述べたい時に使われる表現です。

For example と異なり、先に1つ例を出しておくという限られた場面でしか使えないフレーズですが、これも併せて押さえておきましょう。

例文

彼女はミステリー小説を読むことが好きだ。他には、探偵もののテレビを見るのも好きだ。

彼は自由時間はサッカーをするのが好きだ。他には、よく公園にジョギングに行くこともある。

such as

最後に4つ目の代替フレーズが「such as」です。

such as は、意味としてはこれまでご紹介してきたフレーズと同じですが、使い方の面で少し毛色が異なります。

基本は「抽象的なこと such as 具体的な名詞」という流れで使用され、文頭で用いられることは基本的にはありません。

ちなみに「such as の前にカンマは必要なのか?」についてですが、これはいわゆる制限用法か非制限用法かの問題で、such as 以降を単なる挿入フレーズとして使うならカンマをつける必要があります。

逆に such as 以降が、全体の文意に関わるような重要な意味を持つのならカンマは不要です。

以下の例文で確認しておきましょう。

例文

カンマ付き such as → ライオンやトラはただの付加情報 : 無しでも意味は通る → Carnivorous animals eat meat. 〇

カンマ無し such as → ライオンやトラは必要な情報 : 無しでは意味が通らない → Animals eat meat. ✖(すべての動物が肉を食べるわけではない)

"In other words" の代わりになる表現

最後に "In other words" の言い換え表現を、2つご紹介していきます。

In other words は、日本語で表現すると「言い換えれば」を意味し、前に述べたことを別の言葉で簡潔に言い換える際に使わる便利なフレーズです。

ライティングで文字数が足りない際に、文字数稼ぎとして使うことができる表現なので、必ずこのフレーズの代替表現も押さえておきましょう!

To put it another way

まず最初の代替フレーズが「To put it another way」です。

To put it another way の意味は、In other words とまったく同じで「言い換えると」に対応する英語表現です。

基本的には文頭で使うことが多いフレーズなので、以下の例文で使い方を確認しておきましょう。

ちなみに、スピーキングでカジュアルに使うなら「Let me put it another way.:別の言い方をさせて」のように表すことも可能です。

例文

彼女は疲れていたからパーティーに行きたくなかった。別の言い方をすれば、彼女は社交的な態度をとれるほどの元気がなかったのだ。

彼は新しい車にお金を使いたくなかった。別の言い方をすれば、彼はバカンスのために節約する方が好きなのである。

That is to say

続いての代替フレーズが「That is to say」です。

That is to say の意味も、In other words と同じで「言い換えると」に対応する英語表現です。

基本的には文頭で使うことが多いフレーズなので、以下の例文で使い方を確認しておきましょう。

ちなみに、to say の部分が省略され「that is」のみで用いられることがあるので、リーディングやリスニングのために覚えておきましょう。

例文

彼は屋外活動が大好きです。つまり、ハイキングやキャンプ、釣りが好きです。

職を失ってしまった。つまり、解雇されたってこと。

まとめ

まとめ

この記事では、ライティング初心者に向けて「And, But, So, For example, In other words」の5つの表現の代わりになるフレーズをいくつかご紹介していきました。

同じ単語やフレーズばかり使っている英作文は、どうしても単調になりがちで高評価を受けづらい結果に繋がってしまいますので、ぜひ今回共有していったものだけでも使えるようにしておきましょう。

今回は "初級編" として簡単な言い換え表現のみをご紹介しましたが、次回は英作文で多用する便利フレーズをランキング形式でご紹介しますので、ぜひブックマークしてお待ちください。

  • この記事を書いた人

Ryo

放射線技師・英語講師として働く30代です。

子持ち社会人でも、留学なしで英語が話せるようになれたプロセスをご紹介していきます。

【経歴】
元Native Campの講師
元赤ペン先生
元IDIYの英文添削講師

【放射線系の保有資格】
第1種放射線取扱主任者

【言語系の保有資格】
実用英語技能検定1級
TOEIC L&R 990点満点
日本医学英語検定試験3級
中国語検定試験4級

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