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発音

2種類ある "R" の正しい発音の仕方【図解付き】

2022年9月4日

『R』の発音

「Rの音の発音がいつまでたっても上手く出せない…」

今回はそんな方に向けて "実は2種類ある正しい R の発音方法" についてご紹介していきます!

記事の内容

  • 2種類の R の発音方法

  • R の発音練習で意識すべきこと

  • 発音学習ができるおすすめの教材

記事の信頼性

自己紹介

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。

本記事で紹介する『2種類の R の発音方法』は、アメリカ人の発音講師 レイチェルの解説をまとめたものです。

私は R の発音で悩んでいる時にこの解説を聞き、投げ出しそうになっていた負の連鎖から脱することができました。

おすすめの発音参考書とレイチェルの解説動画も載せておきますので、ぜひ最後までご覧ください。

それではさっそく見ていきましょう!

2種類の "R" の発音方法

引用 『新英和大辞典

ではさっそく『2種類のRの発音方法』について見ていきましょう。

あまり参考書などでは取り扱われている内容ではありませんが、実はRの音は以下の2種類の方法で発音することができます。

ネイティブはこの両者を使い分けているわけではなく、どちらか R の音が出しやすい口の形を使って発音しています。

2種類の R の発音方法

(a) : 舌の根本を後ろに引き、舌の両サイドを持ち上げ保持して発音する方法

(b) : 舌の根本を後ろに引き、舌の先端を上向きにカールさせる方法

Ryo

ちなみに私が選択した口の形は (a) の方法です

(a) のRの発音方法

まずは『 (a) のRの発音方法』を詳しく見ていきましょう。

この口の形で R を発音する際に意識しなければいけないポイントは、以下の2つです。

発音ポイント

  • 持ち上げた舌の両サイドは、両サイドの歯またはその内側の歯茎に触れさせて形を保持する(スプーンのような形)

  • 舌の先端はどこにも触れずに保持しておく

(b) のRの発音方法

では次に『(b) のRの発音方法』を詳しく見ていきましょう。

この口の形で R を発音する際に意識しなければいけないポイントは、以下の2つです。

発音ポイント

  • 舌先を上向きにやりすぎない程度にカールさせる

  • 舌全体は口の中のどこにも触れない状態

R の発音練習で意識すべきこと

R の発音練習で意識すること

続いては『R の発音練習で意識すべきこと』について見ていきます。

それは... "L" の発音との区別を明確にすることです。

そのためには必ず "Rice" と "Lice" のような間違えやすい単語を使い交互に発音練習をしていきましょう。

また練習したての "R" の発音に慣れていない時期は、Rの前に小さく「ぅ」の音を入れると発音がしやすくなります。(例:ぅRiver)

発音の最初に「ぅ」を入れることで、自然と口の形をRが発音しやすいポジションに持っていくことができます。

Ryo

私の場合は、毎日15分約1か月使って "R" の音が出せるようになりました

発音学習ができるおすすめの教材

発音学習ができるおすすめの教材

最後に『発音学習ができるおすすめの教材』を3つご紹介していきます。

発音学習の教材

  • 英語耳

  • MASTERING the American ACCENT

  • アメリカ人の発音講師レイチェルの動画

英語耳

まずご紹介するのが『英語耳』という参考書です。

こちらの参考書はその解説の分かりやすさから、発音学習が初めてだという人に特におすすめです。

下の動かし方などが、図を用いて視覚的に分かりやすく説明されています。

MASTERING the American ACCENT

2つ目におすすめしたいのが『MASTERING the American ACCENT』です。

発音のすべてが網羅されている参考書で、発音の教科書と呼ばれるに相応しい教材です。

今回紹介した「2種類の R の発音」に加えて「明るい L と 暗い L の音」など、普通の参考書には載っていないようなものまで紹介されています。

ただ内容がすべて英語で書かれているので、英語初心者の方には少し厳しいかもしれません。

アメリカ人の発音講師レイチェルの動画

3つ目におすすめなのが『アメリカ人の発音講師レイチェルの動画』です。

動画を通して舌の動きなど、参考書では学べないようなリアルな発音が理解できるようになっています。

公開されている動画はすべて無料なのに、クオリティは有料級で発音を学ぶには必須のコンテンツでしょう。

まとめ

まとめ

この記事では『2種類のRの正しい発音方法』をメインにご紹介していきました。

Rの音1つ直すだけでも、かなり英語が上手だと褒められるようになります。

発音練習は地道な作業ですが、コツコツ続けていきましょう!

正しい "R" の発音方法

  1. 舌の根本を後ろに引き、舌の両サイドを持ち上げ保持して発音する方法

  2. 舌の根本を後ろに引き、舌の先端を上向きにカールさせる方法
  • この記事を書いた人

Ryo

放射線技師・英語講師として働く30代です。

子持ち社会人でも、留学なしで英語が話せるようになれたプロセスをご紹介していきます。

【経歴】
元Native Campの講師
元赤ペン先生
元IDIYの英文添削講師

【放射線系の保有資格】
第1種放射線取扱主任者

【言語系の保有資格】
実用英語技能検定1級
TOEIC L&R 990点満点
日本医学英語検定試験3級
中国語検定試験4級

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