「この英語表現って今でも使われているのかな...」
今回はそんな方に向けて、英単語の使用頻度が調べられる便利サイト "Google Ngram Viewer" をご紹介していきます!
記事の内容
- Google Ngram Viewerとは?
- Google Ngram Viewerの使い方
- 設定項目
記事の信頼性
子育てをしながら社会人から、留学なしで英語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。
Contents
Google Ngram Viewerとは?
Google Ngram Viewerとは、検索語の使用頻度を時系列のグラフで教えてくれる便利サイトです。
検索結果は、Google Booksにある出版物のデータから表示されています。
例えば上の画像は「couch potato:怠け者」という表現を検索した結果です。
結果のグラフを見ると1980年頃から使われ始め、最近は使用される頻度が少し落ちてきているいるということが分かりますね。
このようにGoogle Ngram Viewerでは、検索した語の使用頻度を年代別に見ることができるのです。
さらにこちらのサービスは、他の便利な検索機能も備えています。
Google Ngram Viewerの使い方
ここからは『Google Ngram Viewerのその他の便利な使い方』をご紹介していきます。
上でご紹介した機能以外にも、Google Ngram Viewerには様々な検索方法があります。
その中で私が思う、英語学習者におすすめできるものが以下の2つです。
その他の使い方
- 語・フレーズの使われる頻度を比較:カンマ検索
- 使用頻度トップ10検索:アスタリスク検索
語・フレーズの使われる頻度を比較:カンマ検索
まずは『語やフレーズの使われる頻度が調べられる "カンマ検索"』から見ていきましょう。
使い方はシンプルで、2つの英語表現の間にカンマを入れるだけです。
上の画像は「Tokyo University」と「The University of Tokyo」の使用頻度を、カンマ検索を利用して比較した例です。
2000年代に入ってからは、双方の表現の使われる頻度が同じくらいになってきていると分かりますね。
使用頻度トップ10検索:アスタリスク検索
続いては『使用頻度をトップ10形式で調べられる "アスタリスク検索"』を見ていきましょう。
上の画像では「Japanese *」と入力し「Japaneseの後にどんな単語がよく続くのか?」を検索しています。
1つの言葉として使われている頻度が高いのは「Japanese government」や「Japanese War」だと分かります。
本がデータのソースなので、堅い語が並ぶのは納得ですね。
この機能は、他にも様々な利用方法が考えられそうですね
Google Ngram Viewerの設定項目
最後に『Google Ngram Viewerの設定項目』についてご紹介していきます。
上の画像の検索バーの下にある4つの項目が、ユーザーが設定できる箇所になります。
左から順に「検索する年代期間」「言語」「大文字・小文字の区別」「グラフの滑らかさ」です。
ここで変更しておきたい項目は「大文字・小文字の区別」の項目です。
青色にすることで、入力項目の大文字・小文字の区別なく検索結果を表示してくれます。
グラフの滑らかさについては、3~5辺りをおすすめします。
まとめ
この記事では『年代別の使用頻度を検索できるツール "Google Ngram Viewer"』をご紹介していきました。
独学で英語を学んでいる人にとって難しかった課題を1つ解決してくれる、良いサービスですね。
今回ご紹介した以外にも様々な使い方が考えられると思うので、ぜひ自分なりにご活用ください!