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ライティング

【Deepl Write】英文添削の精度を現役英語講師が検証

2023年1月19日

Deepl Write

「Deepl Writeって英文の添削に使えるのかな...」

今回はそんな方のために "Deepl Write の添削精度と注意点" についてご紹介していきます。

記事の内容

  • 『Deepl』『Deepl Write』とは?

  • 『Deepl Write』の実力を検証

  • Deepl Write の代用となるサービス

記事の信頼性

自己紹介

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。

この記事では Deepl Write の精度の高さをさまざまな英文を入れて検証してみました。

果たしてこのサービスは、添削講師の代わりになれるほど優秀なのでしょうか?

それでは見ていきましょう!

"Deepl" とは?

Deepl

まずは『Deepl』というサービスについて説明していきます。

Deeplとは、最先端のAI技術を用いた最高レベルの翻訳精度を提供するサービスです。

Deep learning(深層学習)という、さまざまな分野で使われている技術手法を用いて開発されてきました。

同じ翻訳サービスの『google翻訳』でも深層学習が利用されていますが、翻訳精度は『Deepl』のほうが圧倒的に高いです。

今現在(2023/01/19)Deepleは、27言語に対応しており言語学習には欠かせない存在ですね。

そんな中、新しい Deepl Write というサービスが2023年に入って発表されました。

「一体どんなサービスなのか?」その詳細を見ていきましょう!

新サービス "Deepl Write" とは?

Deepl Write

では次に、新サービスの『Deepl Write』のご紹介をしていきます。

これまでの Deepl では、主に「英語→日本語」のような他言語への変換のみのサービスが利用可能でした。

しかし新サービスの Deepl Write は「英語→英語」など、同じ言語間を添削を付きで利用できるようになっています。

さらには特定の層に需要がありそうな「アメリカ英語 ⇔ イギリス英語」の変換も可能です。

現在対応している言語は「アメリカ英語, イギリス英語, ドイツ語」の3種類のみです。

Ryo

今後さらに対応言語が増えていくことが期待できますね

"Deepl Write" の添削能力を検証

"Deepl Write" の添削能力を検証

続いては実際に Deepl Write にさまざまな英文を打ち込んで、「添削講師の代わりになれるのか?」を検証していきます。

『イギリス英語 ⇔ アメリカ英語の変換能力』と『一般英文の添削能力』の2つに分けて見ていきましょう。

『イギリス英語 ⇔ アメリカ英語』の変換能力

まずは「イギリス英語 ⇔ アメリカ英語」の変換能力について見てみましょう。

アメリカ英語とイギリス英語が異なる大きなポイントは、「スペリング」と「使用される表現」ですね。

今回はこの2つについて検証してみました。


スペリング

まずは『スペリング』についての検証結果です。

いくつか英単語をイギリス式のスペリングで入力し、アメリカ英語への修正をかけてみました。

結果はご覧の通り、完璧にアメリカ英語に直されています。(緑色が修正された部分)


使用される表現

続いては「使用される表現の違いを認識してくれるのか?」の検証結果です。

こちらも入力がイギリス英語で、アメリカ英語への修正をかけました。

こちらも完璧に修正してくれています。

これなら例えば投稿する論文の種類に合わせて、英文をイギリス英語にでもアメリカ英語にでも変換することができそうですね。

一般的な修正精度の検証

続いては『一般的な英文』を打ち込んだ場合の修正の精度についてです。

今回は3パターンに分けて打ち込んだ検証結果を見ていきましょう。


校正精度

・1文目は『There』を『Kurama』の代名詞として主語に使ってしまっています。

・2文目は、典型的な『untilとby』をごっちゃにしてしまったパターンですね。

・3文目は、名詞の『safety』と形容詞の『safe』を誤って使っているケースです。

Ryo

どれも完璧にミスを修正してくれていますね!


別の3例

・1文目は『put on』を使うべきところを『wear』にしているミスがあります。

・2文目は、まだ自分のセーターじゃないのに『my』を入れていますね

・3文目は『went to bed』を使うのが正しいですね。『sleep』は「~時間寝た」のように時間幅を表す表現と使うべきです。

Ryo

いずれの文章も間違いがスルーされてしまっていますね…


もう1例

・こちらは「before → ago」の修正はいいですが「went → came」の修正は必要ありませんね。

Ryo

誤りを修正しないパターンに加えて、正しい部分を修正されることもあるんですね…


以上が検証結果です。

『うまく修正してくれる』『ミスを修正しない』『正しい部分を修正する』の3パターンがありましたね。

結論を言うと Deepl Write の実力は確かにすごいですが、まだ人間の添削にかなうものではありませんでした。

そしてこのサービスを使いこなすには、ある程度の英語知識を持っている必要があるということが言えます。

Deepl Write の代用となるサービス

アイディー

最後に『Deepl Write の代用として使える英文添削サービス』をご紹介していきます。

それが英文添削サービス "IDIY" です。

IDIYの特徴と言えば何と言っても、格安で提供される添削サービスとそのクオリティの高さです。

「なぜ間違っているのか?」などの文法解説を行ってくれるのも、他のサービスにはない魅力だと言えます。

詳しくは以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧になってください!

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※毎日、日替わりで英作文の課題に挑戦可能

まとめ

まとめ

この記事では『英語学習者の強い味方になる Deepl Write の添削能力』をご紹介していきました。

確かに素晴らしい添削能力ですが、上手に使いこなすためには、誤修正に気づける程度の英語力は必須だと分かりますね。

過信しすぎないように気を付けましょう!

  • この記事を書いた人

Ryo

放射線技師・英語講師として働く30代です。

子持ち社会人でも、留学なしで英語が話せるようになれたプロセスをご紹介していきます。

【経歴】
元Native Campの講師
元赤ペン先生
元IDIYの英文添削講師

【放射線系の保有資格】
第1種放射線取扱主任者

【言語系の保有資格】
実用英語技能検定1級
TOEIC L&R 990点満点
日本医学英語検定試験3級
中国語検定試験4級

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