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スピーキング

体験談・エピソードトークの話し方【英語】

2023年6月12日

エピソードトーク

「英語で上手くエピソードトークができない...」

今回はそんな方のために "英語での体験談・エピソードトークの話し方" についてのコツをご紹介していきます!

記事の内容

  • エピソードトークの入りの部分

  • エピソードトークの中身の語り方

  • 参考例

記事の信頼性

自己紹介

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。

今回ご紹介する情報は、英語講師であるニックが YouTube 動画で共有している情報をまとめたものです。

エピソードや体験談を英語で語る上で重要なのは、いくつかの要点を押さえておくことです。

いつも聞き役になって自分の口から英語を発信できていない人は、ぜひ最後まで読んでいってください。

それではさっそく見ていきましょう!

エピソードトークの入りの部分

エピソードトークの入りの部分

まずは『エピソードトークの出だしの入り方』についてご紹介していきます。

必ずしも必要なパートではありませんが「これからこういう話をするんだ」と、物語の入りを分かりやすくしてくれる効果があります。

この出だしでよく使われるのが "Something 形容詞 + 時間表現" というお決まりの形です。

実際の例文を見て、その汎用性の高さを確認してみましょう!

例文

  • Something lucky happened the other day(こないだラッキーなことが起こったんだ)

  • I heard something interesting just a few minutes ago(ついさっき面白いことを聞いたんだ)

  • I did something stupid a couple of days ago(2, 3日前にアホなことしちゃったんだよ)

エピソードトークの中身の語り方

エピソードトークの中身の語り方

続いては『エピソードトークの中身の語り方』についてです。

エピソードトークを使いこなすために重要なのは、以下の2つのポイントを理解しておくことです。

エピソードトークのコツ

  • 時制を用い "状況説明" と "出来事" の2つを使い分ける

  • 時制による物事の前後関係の理解

時制を用い "状況説明" と "出来事" の2つを使い分ける

まず最初に重要なのが『時制を用い "状況説明" と "出来事" の2つを使い分ける』ということです。

状況説明とは「こないだ~していたら」の部分にあたり、出来事とは「~ということがあったんだ」の部分にあたります。

これら2つについて、状況説明を語る際には "過去進行形" を用い、出来事を語る際には "過去形" を使用することがエピソードトークの基本です。

以下が実際の使い分けです。

参考例

  • I was walking down the street, and a guy came up to me(こないだ道を歩いていたら、ある男が私に近づいてきたんだ)

  • I was thinking about my girlfriend, and she called me(彼女のことを考えていたら、彼女から電話がかかってきたんだ)

時制による物事の前後関係の理解

続いて重要なのが『時制による物事の前後関係の理解』です。

具体的に言うと "過去進行形の英文は、過去形の内容よりも前から起こっていることを示す" ということを意識しておきましょう。

以下が時制の前後関係を示す例文です。

参考例

  • When I got home, it was raining(家に着いた時、雨が降っていた

  • When I got home, it rained(家に着いた時、雨が降った

1番目の文章では「家に着く前から雨が降っていた」ことを意味しています。

つまり進行形の「雨が降っていた」は、過去形の「家に着いた」よりも前から起こっていた内容だということですね。

一方で2番目の文章では「家に着いた時に雨が降った」ということを意味します。

つまり「家に着いた → 雨が降り始めた」という時系列です。

Ryo

この時制の使い分けと時系列は、エピソードを語る際にとても重要なポイントだと分かると思います

エピソードトークの例文

エピソードトークの例文

最後に実際に上で紹介したポイントを踏まえ、エピソードトークの例文を1つ載せておきます。

時制の使い方、話の前後関係を意識して読んでみてください!

エピソードトーク

I saw something disgusting on the train yesterday.

A woman was sitting and a man was standing in front of her.

They were both sleeping and he was drooling.

His saliva fell onto her hand and she woke up.

She thought it was her saliva and she quickly licked it up.

少し上の文章の解説を加えておきます。

過去進行形の部分はただの状況説明で「電車内でどういう状況だったか?」を示す場面説明です。

「女性が座っていた」「男性が立っていた」「2人とも寝ていた」

どれも電車内の情景をイメージするための情報にすぎません。

過去形の文章が来ることで、状況説明だった文章がやっと動き出します。

「唾液が落ちた」「彼女が起きた」

Ryo

物語が進んでいくイメージがつかめたでしょうか?

まとめ

まとめ

この記事では『体験談を話すためのコツ』についてご紹介していきました。

オンライン英会話などで、いつも聞き役になってしまっているという人も多いと思います。

聞いてばかりいてはスピーキング力は伸びていきません、自分から発信していくことが非常に重要です。

ぜひ今回の情報を活用して会話力を磨いてみてください。

  • この記事を書いた人

Ryo

放射線技師・英語講師として働く30代です。

子持ち社会人でも、留学なしで英語が話せるようになれたプロセスをご紹介していきます。

【経歴】
元Native Campの講師
元赤ペン先生
元IDIYの英文添削講師

【放射線系の保有資格】
第1種放射線取扱主任者

【言語系の保有資格】
実用英語技能検定1級
TOEIC L&R 990点満点
日本医学英語検定試験3級
中国語検定試験4級

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