今回の記事では、実際に [ 2023/06/18 ] に受けた医英検3級の感想について書いていきたいと思います。
私自身、これが初めての医英検の挑戦でした。
「参考書で対策したのとどれだけ違いがあったか?」などについての感想を共有していきます。
これから医英検を受ける方の参考になればと思います。
それでは見ていきましょう!
記事の内容
- リーディングの感想
- リスニングの感想
記事の信頼性
子育てをしながら社会人から、留学なしで英語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。
医英検3級を受験した感想
それではさっそく、実際に医英検3級を受けてみた感想をシェアしていきたいと思います!
分かりやすいようにリーディングとリスニングの2つに分けて、私なりの意見を書いていきます。
ちなみに私が医英検のために実際に対策本として使用したのが、以下の "日本医学英語検定試験3・4級" という参考書です。
今回は、この参考書と実際の試験の難易度を比較していきたいと思います。
リーディングの感想
まずは『リーディングパート』についての感想を共有していきます。
上でご紹介した参考書と実際の試験問題を比較した感想を、まずは箇条書きでご紹介していきます。
難易度比較
- 本番のほうが問題量が圧倒的に多い(特に長文)
- 難易度については本番のほうが難しい(特に長文)
- 問題の構成も本番と参考書では多少違った
本番でリーディングを解いた感想をひとことで言えば "参考書より格段に難しい" ということです。
まず問題の分量ですが、明らかに本番のほうが参考書よりも多かったです。
参考書では時間が30分ほど余って解き終わることができましたが、本番のリーディングでは時間をほぼ目一杯使いました。
おそらく時間内に解き終わることができなかった人もいると思います。
特に長文問題については、参考書と比較して2倍ほどの英文量でした。
英語の内容に関しても特に長文問題は難しく、長文から正しい情報を見つけて選択肢と照らし合わせるのに時間がかかりました。
参考書には無いような実際の論文を模したような問題 [ method, result, conclusion ...] もあり、慣れないぶん時間がかかりました。
問題の構成も本番と参考書では若干異なっていました。
例えば参考書にはあった「CPAOA などの略語を答えさせる問題」が、今回の本番ではありませんでした。
総評として、参考書で余裕だと思っていたぶん苦労しました
約7割の正解率が合格基準だと言われていますが、これなら受かる人は予想よりも少ないでしょう
リスニングの感想
続いて『リスニングパート』についての感想を共有していきます。
上でご紹介した参考書と実際の試験問題を比較した感想を、まずは箇条書きでご紹介していきます。
難易度比較
- 読まれる英文のスピードは本番のほうが若干遅かったように思う
- 英文の難易度は参考書と比較して若干簡単かも(特に case presentation)
- 口語表現・難しい表現が多く聞き取れるのに迷う問題も多々あった
- 推測させる系の問題が多く聞き取れても解答に迷う
まず本番の試験の問題総数ですが、全部で15問(Dialogue形式 × 9, Case Presentation × 4)でした。
英語自体の難易度・読まれる英文のスピードだけを参考書と比較すると、あまり変わらないかなと感じました。
ただ医英検のリスニングの難しいところは、英語が聞き取れても解答に迷う問題が多々あることです。
これは本番でも変わりなく、使用される語彙の難易度やリスニング中に正答が読まれず推測で答えを導きだすというものがちらほらありました。
例えば今回選択肢中で使用された難しい語彙だと [ laparoscopic, ragweed, sedentary ] などがあげられると思います。
総評としては、医英検のリスニングは癖が強く難易度が高め
意味は理解できるが選択肢の語彙の難易度や問題形式に不慣れなことを含めると、英語はできるがここで落ちてしまう人が大多数だと思う
まとめ
この記事では『実際に医英検3級を受けてみた感想』をシェアしていきました。
1年に1度だけ開催されるまだまだ新しい試験なので、情報を残しておこうと記事にしてみました。
これから先受験される方の参考になれば幸いです!
このブログではその他、医英検に関する有益な情報を発信しています。