この記事にはプロモーションが含まれます。

スピーキング

英語で "お願い" をするときに使える表現の総まとめ

2023年12月12日

英語で頼み事

「英語で頼み事をする時はどの表現を使えばいいんだろう…」

そんな方に向けて今回は "お願いをする際に使える英語表現" を丁寧度や使用シーンを含めてご紹介していきます!

記事の内容

  • 英語で依頼を表すためのフレーズ一覧

  • 結局どの表現を使えばいいのか?

記事の信頼性

自己紹介

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語・中国語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。

英語で誰かに頼み事をする際に「Would you ~ ?」「Could you ~ ?」「Please」など、どれを使えばいいか悩む人は多いと思います。

今回の記事を読めば "それらフレーズの丁寧度の違い" や "誰に対して使うべきなのか?" についてが分かります。

困ったときの総まとめとしてぜひご活用ください。

それでは詳しく見ていきましょう!

英語で依頼を表すためのフレーズ一覧

フレーズ一覧

まずは「英語でお願いをする際にどのようなフレーズが使われるのか?」を一覧表として見ていきましょう。

代表的なものを "カジュアルからフォーマル" の順に下に並べました。

どの場面で使っていくか?などの詳しい解説はさらに下の欄をご覧ください。

  • 動詞から始まる文

  • 文頭に Please を用いた文

  • Can you ~ ? または Will you ~ ?

  • Could you ~? または Would you ~ ?

  • その他の表現

動詞から始まる文

1つ目が『動詞から始まる文』です。

いわゆる命令形ですね。

命令形は上から目線で強い印象が先行していますが、大事なのはシチュエーションと言い方です。

場合によってはフレンドリーに聞こえる命令形もあるので、覚えておきましょう。

以下に参考例を載せておきます。

  • Go and buy some milk.(強い)

  • Have some more cake!(フレンドリー)

文頭に Please を用いた文

2つ目が『文頭に Please を用いた文』です。

命令形に Please を付けたものですね。

ここでのポイントは "Please で文章を始めても命令や指示のニュアンスは残るため、お願いの印象は薄い" ということです。

通常の命令文よりも丁寧な指示文といったところです。

使う場面としては病院スタッフが患者さんに指示を出すシーンなどが想定されます。

頼み事ではなくこれからする検査のために「ベッドに寝てください」など、丁寧な指示を出すために使っていく印象があります。

Please は通常の命令文よりフォーマル感がプラスされるため、なおそのような場面に適していますね。

  • Please fill out this form.

  • Please wait here until we call your name.

Can you ~ ? または Will you ~ ?

3つ目にご紹介するのが『Can you ~ ? または Will you ~ ?』です。

この2つの違いを知るために重要なのが "Can = 能力" "Will = 意思" のイメージがあるということです。

つまり「Can you ~? = ~することは可能ですか?"」「Will you ~? = ~してくれる意思はありますか?」となります。

ですがどちらを使ってもニュアンスが変わらないことが多く、特に気にして使い分ける必要はないです。

Will のほうが Can よりも若干フォーマルですが、共に友達同士などカジュアルな場で使うことが多いです。

  • Can you help me?

  • Will you help me?

Could you ~? または Would you ~ ?

4つ目が『Could you ~? または Would you ~ ?』です。

ここでのポイントは "過去形だけど過去のことについて言っているのではない" ということです。

英語の過去形には、単純に過去のことを表すほかに「現実との距離がある = 丁寧で遠回しな表現」という使われ方があります。

これは Could you や Would you に限った話ではなく、英語における過去形にそういう一面もあるということですね。

なのでこの2つの違いは "Can you と Will you をそのまま丁寧にしたもの" と認識しておけばOKです。

共にフォーマルな表現なので、初対面の人やお客様に対してなど様々な場面で使っていきましょう。

  • Could you turn on the light?

  • Would you do this for me?

その他の表現

依頼を表す表現はまだまだあります。

下にいくつか載せておくので、参考程度にご覧ください。

  • Would you mind ~ing ?

  • If you wouldn't mind ~ing, (that would be great.)

  • Would it be possible to ~ ?

  • I was wondering if ~

  • I would appreciate it if ~

結局どの表現を使えばいいのか?

疑問

依頼を表す表現がいろいろ知れたところで最後に「結局どの表現を使えばいいのか?」について答えていきます。

「Would you ~ ? は場合により怒って聞こえることもある」など上で説明しきれない使い方がまだ様々あります。

それらすべてを考慮しても個人的には、以下のような使い分けが一番いいと判断しています。

  • 軽い感じで言う時(家族や親しい間柄の人など)⇒ Can you ~ ?

  • 丁寧に言いたい時(初対面の人やお客様など)⇒ Could you ~ ?

  • さらに丁寧に言いたい時 ⇒ Would you mind ~ing ?

まとめ

まとめ

今回は『依頼を表す英語表現』を総まとめとして大事なものを紹介していきました。

細かなニュアンスや使い分けが必要だとする記事も多くありますが、そんなことを気にしていては英語を話せるようになりません。

まずは上で私がおすすめした使い分けでどんどん話す練習をして、口に慣らしていくことが重要です。

このブログではその他、英語・中国語に関する有用な情報を発信しています。

こちらの記事では『stopを-ing形にした時に意味がどうなるのか?』など進行形に関して詳しく解説しています。

ぜひチェックしてみてください!

  • この記事を書いた人

Ryo

放射線技師・英語講師として働く30代です。

子持ち社会人でも、留学なしで英語が話せるようになれたプロセスをご紹介していきます。

【経歴】
元Native Campの講師
元赤ペン先生
元IDIYの英文添削講師

【放射線系の保有資格】
第1種放射線取扱主任者

【言語系の保有資格】
実用英語技能検定1級
TOEIC L&R 990点満点
日本医学英語検定試験3級
中国語検定試験4級

-スピーキング