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英単語

【Anymore or Any more】1語か2語かで紛らわしい系の単語まとめ

2024年1月12日

Anymore VS. Any more

「Anymore と Any more ってどっちを使えばいいんだろう...」

今回はそんな方のために "Anymore のような1語と2語で紛らわしい系の単語" をまとめて紹介していきます。

いちいち毎回調べるのが面倒な人のために、この記事を辞書代わり使っていただければと思います!

記事の内容

  • Anymore と Any more の違い

  • その他の紛らわしい単語達

記事の信頼性

自己紹介

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。

Anymore と Any more の違い

Anymore or Any more

まずは『Anymore と Any more の違い』について見ていきましょう。

シンプルに言えば "時間" について、または "量" について言及しているのかの違いです。

Anymore は時間について「もうこれ以上は...」の意味を持ち、Any longer に置き換えることが可能です。

対して Any more は量について「もうこれ以上は...」を表す表現として使われます。

意味の違い

  • Anymore:時間について ( = Any longer )

  • Any more:量について

Anymore と Any more の実際の使用例

次に Anymore と Any more の実際の例文をいくつか見て、お互いの意味の違いを掴んでいきましょう。

Anymore の使用例

  • I don't want to study English anymore:もう英語を勉強したくない(時間的に)

  • I won't eat sweets anymore:もう甘いものは食べない(時間的に)

Any more の使用例

  • Let me know if you need any more English advice:もし英語についてアドバイスが何かあれば教えて(量的に)

  • Don't eat any more cake. Save some for me:これ以上ケーキを食べないで、私にも少し残しておいて(量的に)

1語で使うか2語で使うか?

疑問

実は Anymore のような1語で使うか2語で使うのか悩む単語は、他にもいくつか存在します。

特に『any, some, every』が付く単語が、多くの人を悩ませているもの達だと思います。

ここからはそんな悩ましい単語達を一覧で紹介し、辞書代わりに使えるようにまとめていきます。

意味の違い

  • Anytime or Any time

  • Sometime or Some time

  • Anyway or Any way

  • Someway or Some way

  • 「Anyone, Someone, Everyone」or「Any one, Some one, Every one」

  • Everyday or Every day

  • Someday or Some day

  • Alright or All right

  • Altogether or All together

  • Maybe or May be

Anytime or Any time

まずは『Anytime or Any time』について見ていきましょう。

まずこのような似た単語で悩んだ場合に注目していただきたいのが、両者の品詞の違いです。

Anytime が副詞なのに対し、Any time は形容詞 + 名詞で構成されています。

なので例えば主語に副詞の Anytime は置けないなどの場所の縛りが生まれてきます。

両者の意味の違いを日本語に対応させるなら、以下のようになります。

意味の違い

  • Anytime:いつでも(副詞)

  • Any time:任意の時間(形容詞 + 名詞)

Anytime と Any time の使用例

  • I'm available anytime today:今日ならいつでも大丈夫です

  • Any time is fine for me today:今日ならどの時間でも大丈夫です

Sometime or Some time

続いては『Sometime or some time』を見ていきましょう。

Sometime は基本的に副詞として使われ、未来または過去の「いつか」を表します。

対して Some time は形容詞 + 名詞の構成で、意味は「しばらくの時間」を表します。

意味の違い

  • Sometime:いつか(副詞)

  • Some time:しばらくの時間(形容詞 + 名詞)

Sometime と Some time の使用例

  • I look forward to seeing you again sometime soon:そのうち近いうちにまた会えるのを楽しみにしてます

  • I haven’t worked out for some time:しばらく運動してないなぁ

ちなみに『Everytime or Every time』についてですが、Everytimeという使い方は誤りです。

よく誤用されていますが、必ず間にスペースを入れて「Every time:~する時はいつでも, 毎回」を意味します。

Anyway or Any way

続いては『Anyway or Any way』を見ていきます。

Anyway は副詞として使われる単語で、メインの意味として「とにかく」を表します。

対して Any way は形容詞 + 名詞の構成で、意味は「あらゆる・何らかの方法」を表します。

意味の違い

  • Anyway:とにかく(副詞)

  • Any way:あらゆる・何らかの方法で(形容詞 + 名詞)

Anyway と Any way の使用例

  • Anyway, I haven’t heard from him for a long time:とにかく、彼から長い間連絡はないよ

  • Is there any way to persuade him?:彼を説得する方法なにかある?
Ryo

ちなみに Anyways という Anyway と同じ意味を持つ単語もありますが、これは口語のスラングとして使われます

Someway or Some way

続いては『Someway or Some way』を見ていきます。

Someway は副詞として使われる単語で、メインの意味として「何とかして」を表します。

同じ意味の Somehow のほうが使用頻度が圧倒的に高く、Someway はあまり使われる単語ではありません。

対して Some way は形容詞 + 名詞の構成で、意味は「いくつかの方法」を表します。

ちなみに Some way に in を付けて「in some way」とすることで「何とかして」という意味で使うことも可能です。

意味の違い

  • Someway:何とかして(副詞)

  • Some way:いくつかの方法(形容詞 + 名詞)

Someway と Some way などの使用例

  • I wish you could help me someway:あなたが何とかして私を助けてくれたらなあ

  • Maybe somehow you could help me?:何とか手伝ってくれないかな?

  • Is there some way you could help me?:私を手伝ってくれない?

  • I wish you could help me in some way:何とか私を手伝ってくれないかあ
Ryo

ちなみに Everyway は存在せず「Every way:あらゆる方法」は使われる表現です。

「Anyone, Someone, Everyone」or「Any one, Some one, Every one」

続いては『Any, Some, Every に one が続く単語』についてまとめて見ていきましょう。

1つだけ注意が必要なのが Some one で、この単語は存在しないので間違えないようにしましょう。

Any one, Every one の2語で表される方は、通常「any one of ~:~の中のどれか1つ」「every one of ~:~の中の1つ1つすべて」のような形で使用されます。

各単語の意味は以下の通りです。

意味の違い

  • Anyone:誰か, 誰も(代名詞)
  • Someone:ある人, 誰か(代名詞)
  • Everyone:みんな(代名詞)

  • Any one:どれか1つ(形容詞 + 名詞)
  • Some one:存在しない単語
  • Every one:1人1人(形容詞 + 名詞)

Any, Some, Every + one の使用例

  • Does anyone here speak English?:ここにいる誰かで英語が話せる人いる?
  • Someone is ringing the doorbell:誰かがドアベルを鳴らしている
  • Did everyone get one?:みんな1個取った?

  • You may each have any one of these cakes:みんなこのケーキを1つずつ取ってもいいですよ
  • Every one of you has the chance:みんな1人1人チャンスがある

Everyday or Every day

続いて『Everyday or Every day』について見ていきましょう。

Everyday は形容詞として「毎日の, 日常の」という意味を表します。

一方 Every day と2語で表される場合は、形容詞 + 名詞の形で「毎日」の意味になります。

Every morning や Every weekend などを思い浮かべれば、同じ使い方だと分かりますね。

意味の違い

  • Everyday:毎日の, 日常の(形容詞)

  • Every day:毎日(形容詞 + 名詞)

Everyday と Every day の使用例

  • I want to learn everyday conversation:日常会話を学びたい

  • He reads a book every day:彼は毎日、本を読む

Someday or Some day

続いて『Someday or Some day』について見ていきましょう。

まず Someday は副詞として、「(未来の)いつか」を意味します。

一方 Some day の意味は、よく使わる意味として副詞の役割で「(具体的な日付は言わない)ある特定の1日」を表します。

Someday よりも Some day のほうが曖昧ではなく、より確定感が強いニュアンスが出ています。

意味の違い

  • Someday:いつか(副詞)

  • Some day:ある特定の1日(副詞)

Someday と Some day の使用例

  • I want to be a scientist someday:いつか科学者になりたい

  • Let’s go for drinks some day in this week:今週のどこかで飲みに行こうよ

Alright or All right

続いて『Alright or All right』について見ていきましょう。

実は Alright は正しい英語ではなく、All right が簡略化して使われるようになったものです。

意味は完全に同じですが、Alright は未だに正しい単語として登録されていません。

メールなどの日常的なやりとりでは、簡略版の Alright がより使われてきていますので頭に入れておきましょう!

Altogether or All together

続いて『Altogether or All together』について見ていきましょう。

まず Altogether は「完全に, 全体的に」を意味する単語です。

対して All together は「みんな一緒に, 同時に」というまったく別の意味になります。

意味の違い

  • Altogether:完全に, 全体的に(副詞)

  • All together:みんな一緒に, 同時に(副詞)

Altogether と All together の使用例

  • The plan for the next project was cancelled altogether:次のプロジェクトのプランは完全にキャンセルになった

  • The students met all together in one room:生徒はみな一緒に1つの部屋に集まりました

Maybe or May be

最後に『Maybe or May be』について見ていきましょう。

Maybe とは1単語で「もしかしたら」という意味を持つ副詞です。

対して May be は助動詞の may と be動詞から成り、「~かもしれない」という意味を持ちます。

使い方は違えど似た意味をもつ表現ですので、どちらを使っても同じ意味を持つ文を作成することも可能です。

意味の違い

  • Maybe:もしかしたら(副詞)

  • May be:~かもしれない(助動詞 + 動詞)

Maybe と May be の使用例

  • Maybe I’ll go to the store later:たぶん後で店に行くよ

  • He may be confused:彼はたぶん混乱してる

まとめ

まとめ

今回の記事では『1語で使うか2語で使うか悩ましい単語達の違い』をまとめてご紹介していきました。

ネイティブでも違いを忘れて、時々調べることがあるというこの内容。

今回紹介した以外にも「firetruck VS. fire truck」や「playground VS. play ground」など、このような単語は無限に存在しています。

1つ1つ覚えて使い分けるしかないので、ぜひこの記事を辞書代わりにお使いください。


このブログではその他、英語に関する有益な情報を発信しています。

こちらの記事では『紛らわしい here と in here の意味の違い』を紹介しています。

気になる方はぜひチェックしてみてください!

  • この記事を書いた人

Ryo

放射線技師・英語講師として働く30代です。

子持ち社会人でも、留学なしで英語が話せるようになれたプロセスをご紹介していきます。

【経歴】
元Native Campの講師
元赤ペン先生
元IDIYの英文添削講師

【放射線系の保有資格】
第1種放射線取扱主任者

【言語系の保有資格】
実用英語技能検定1級
TOEIC L&R 990点満点
日本医学英語検定試験3級
中国語検定試験4級

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