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英検1級

英検1級の2次面接の体験談を共有【緊張・不安緩和】

2022年8月1日

英検1級 面接 実体験

「英検1級の面接って実際どんな感じなんだろう...」

今回はそんな方に向けて "私の英検1級を受けた際の面接の体験談" を共有していきたいと思います!

記事の内容

  • 2次面接の流れ(試験会場到着 ~ 試験終了まで)

  • 終わった後の結果と感想

記事の信頼性

自己紹介

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。

この記事を読めば英検1級の2次面接における、英語以外の部分で確認しておきたい重要なポイントが把握できます。

過去に紹介した『最強の英検1級面接対策法(オピニオンピースの活用) の汎用性の高さ』の証明にもなる内容だと思います。

英検1級の面接対策に困っている人は、ぜひこちらの記事から "オピニオンピースを使った対策法" をチェックしてみてください!

試験会場に入るまでの流れ

面接会場入室

まずは『試験会場に入るまでの流れ』についてお話ししていきます。

私が試験会場に到着したのは、受験票に明記された集合時間の1時間ほど前でした。

ですが集合時間にならないと建物の中に入ることができないそうで、外に着いた順番に列になって並ぶという感じでした。

他の人の話を聞くと「集合時間前でも試験会場に入れた」というケースもあったので、これは受験する場所次第なんだと思います。

面接室入室から自己紹介までの流れ

面接開始

次は『面接室入室からスピーチまでの流れ』についてお話ししていきます。

面接を受ける順番は会場に到着した順番なので、私は一番最初に面接を受けることができました。

次の2番手3番手...などの人達は廊下で座って順番待ちをするという形でした。

ノックして入室すると面接室には3人(ネイティブの面接官・日本人の面接官・タイムキーパー)の人がいました。

入室後はフリートークが始まります。

私が聞かれたことは「自己紹介」と「私の回答を深堀りする質問」でした。

日本人の面接官の話す英語は、そこまで速くなくかなり聞き取りやすい印象でした。

ですが一方でネイティブの面接官の話すスピードはかなり速く、ここは覚悟しておく必要があると思います。

Ryo

タイムキーパーの人にもしっかり挨拶するのが "良い印象" を与えるポイントだそうです

スピーチの流れ

スピーチ

次に『スピーチの流れ』についてお話ししていきます。

「ここからスピーチです、準備は大丈夫ですか?」の一言からスピーチへ移行しました。

スピーチのトピックが書かれている紙は手渡されるわけではなく、机の上に置かれていました。(多分コロナ禍だったから)

紙をめくるとストップウォッチが押され、スピーチの1分間の準備時間が始まりました。

スピーチのトピックは、私が受けた年は苦手な政治・経済に関するものばかりでした。

その中で私が選んだのは、唯一話せそうな社会的問題に関する以下のトピックです。

選んだトピック

今の子供たちが感じる社会的プレッシャーは、昔の子供たちが感じるものと比べてどうか

まったく考えたことがないお題でしたが、オピニオンピースを繋ぎ合わせることで乗り切れる自信はありました。

実際の私の本番のスピーチは1分50秒ほどで終えることが出来ました。

練習の時からタイマーを使って、時間感覚を身に付けていたのでがよかったんだと思います。

ディスカッションの流れ

ディスカッション

続いては『ディスカッションの流れ』についてお話ししていきます。

私が実際に面接で「聞かれたこと・答えたこと」を参考のため載せていきます。

Q.1

質問

スピーチの1つめの理由納得です。

ではSNSに関連してネットを使ったイジメについては、社会的プレッシャーを助長していると思いますか?

回答

ネットいじめは現実でのいじめよりも酷なものが多く、例えば無断で画像がネットにさらされたりだとかがある。

ネットいじめをなくすためにいろいろな制限を課せられたりなどが大きなプレッシャーになると思う。

メディアのテーマで「Cyberbulling」に関してのオピニオンピースを持っていたので、沈黙することはありませんでした。

答えきれましたが、いい回答ではなかったかなと思いました。

Q.2

質問

少子化により就職の競争率が下がっているという見方もできると思いますが、どうお考えですか?

回答

確かにそれは正しと思うが、AIやロボットが仕事を奪っているから就職難になっている。

科学技術のテーマで「ロボットやAI」についてのオピニオンピースを持っていたので、サッと答えられました。

ここはうまく答えられたのではないかと思いました。

Q.3

質問

どうやってその問題に対処すべきだと思いますか?

回答

AIは敵ではなく仲間だと意識することが重要だと思います。

私の働いている病院では、実際に医師が診断にAIを使っています。

読影のサポートになっており、評判がとても良いと聞いております。

上の質問と同じように「AI」についてのオピニオンピースを使い答えることができました。

この時思ったのが『自分の返答によって次の相手の質問を得意なテーマにもっていくことができるんだ』ということです。

無理やりでもこじつけて自分の得意なフィールドに持ってくるのも1つの手だと感じました。

しかし、答えた内容は根本的解決になっていなく微妙だと思いながら話していました。

Q.4

質問

学校での教育段階で、これら社会的プレッシャーの問題に取り組んでいくべきだと思いますか?

回答

はい、学校の教育の段階で取り組んでいくべきです。

早い段階での対応が必要です。

途中でタイマーが鳴ってしまったので、すべては言い切れずサッと回答をして面接が終わりました。

答えている途中で止められるということはありませんでした。

終わった後の感想と結果

感想

最後に『試験後の感想と私の結果』について共有しておきます。

まずはこちらが公式な私の英検1級の2次面接での試験結果です。

英検1級2次面接:試験結果

  • スピーチ : 8点

  • ディスカッション : 7点

  • 文法・語彙 : 9点

  • 発音 : 8点

試験後の感想

次は『試験を終えた後の私の率直な感想』についてです。

練習の時ほど上手くは話せなかったものの、受かったかなという体感はありました。

予想していたよりも高い点数をもらえたので、やはりよく言われるように英検の面接の採点は甘めだと思います。

以下に試験後の各採点基準の感想と体感の得点を載せておきます。

スピーチ

型に乗っ取り3つの理由をつけて答えることは出来ましたが、具体例を上手く挙げられなかったのが悔やまれました。

しかし考えたことのないテーマにしては頑張れたほうだと感じました。

個人的な得点予想は7点でした。

ディスカッション

質問には自分なりに答えられたが、的外れな回答をいくつかしてしまいました。

もっと落ち着いて頭の中を整理してから話すべきだと感じました。

沈黙はなく用意していたオピニオンピースから上手く答えられたのは良かったです。

個人的な得点予想は8点でした。

文法・単語

特段難しい単語は使えませんでした。

文法に関しては細かいミスをたくさんしてしまいましたが、意味が分からないような大きいミスはなかったように思います。

バラエティ豊かな文構造が使えていなかったので、得点は低い予想でした。

個人的な得点予想は7点でした。

発音

発音は普段からオンライン英会話を利用していたので、特段意識はしませんでした。

苦手な発音も個人的にはないと思っているので、そこまで悪い点数ではないと思いました。

個人的な得点予想は8点でした。

まとめ

まとめ

今回の記事では『私の英検1級の2次面接の実体験』について共有させていただきました。

準備していた分野のトピックは出ませんでしたが、用意していたオピニオンピースをうまく使い面接を乗り切ることができたと思います。

今回実践したように「AI・ロボット」で用意してたピースが「社会問題」の分野で使えたりと、かなり汎用性が高い方法になっています。

興味がある人はこちらの『オピニオンピースの作り方』をぜひ参考にしてみてください!

 

  • この記事を書いた人

Ryo

放射線技師・英語講師として働く30代です。

子持ち社会人でも、留学なしで英語が話せるようになれたプロセスをご紹介していきます。

【経歴】
元Native Campの講師
元赤ペン先生
元IDIYの英文添削講師

【放射線系の保有資格】
第1種放射線取扱主任者

【言語系の保有資格】
実用英語技能検定1級
TOEIC L&R 990点満点
日本医学英語検定試験3級
中国語検定試験4級

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