「英語初心者にも聞き流し勉強法って効果があるのかな...」
今回はそんな方のために "聞き流しの効果を得るために知っておくべきこと" についてご紹介していきます。
記事の内容
- "聞き流し学習法" とは?
- 聞き流し学習法の効果を最大限高めるコツ
- 聞き流し学習にオススメの素材
記事の信頼性

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語・中国語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。
Contents
"聞き流し学習法" とは?

まずは「そもそも聞き流し学習法とは何なのか?」についてご紹介しておきます。
聞き流し学習法は、簡単に言ってしまえば "ながらリスニング" です。
例えば、家事や掃除などをしながら音源に集中せずにリスニングをすることを言います。
いわゆる "多聴" と呼ばれる勉強法と同じですね。
この聞き流し学習法はスピードラーニングで一躍有名になりましたが、実際に効果を得るためにはコツが必要な勉強法でもあります。
今回はこの "コツ" に注目し、解説していきます!
聞き流し学習法の効果を最大限高めるコツ

続いては『聞き流し学習法の効果を最大限高めるコツ』についてお話ししていきます。
聞き流し学習法は文法や単語の学習よりも、気軽に隙間時間におこなえるというメリットから、多くの英語学習者が取り入れている勉強法の1つです。
ただ以下の2つのポイントを押さえて行わないと、効果が得られない学習法でもあります。
聞き流し勉強法のコツ
- 自分の現在の英語レベルの把握
- 自分の英語レベルに合った音源選び
自分の現在の英語レベルの把握

まず1つ目に重要なポイントが『自分の現在の英語レベルの把握』です。
上の画像は英語レベルに合わせて、精聴と多聴(聞き流し学習)をどのような比率でおこなうのが効果的なのかを表しています。
英語初心者ほど、精聴の学習を多めに取り入れ、逆に聞き流し学習は最小限に(やらなくても良い)留める必要があります。
自分の現在の英語レベルを理解することで「今自分に聞き流し学習は必要なのか?」をきちんと把握することが、ポイントの1つ目です。
自分の英語レベルに合った音源選び
続いて2つ目に重要なポイントが『自分の英語レベルに合った音源選び』です。
例えば英語初心者がアメリカ映画を聞き流し素材として選んでも、それは我々がロシア語やアラビア語を聞いているようなもので、そこから得られる学習効果はほとんどありません。
聞き流しに使う音源選びは必ず "内容が最低8割理解できるもの" を基準としましょう。
この最低8割という基準を超える音源を選ぶことで、聞き流しでも内容の大枠を掴むことが出来るようになるので、シンプルに楽しんで続けられるというメリットが生まれてきます。
また「聞き流し中に出てくる単語・文法事項の定着」「頭の中に知識としてだけあったものをアウトプットできる状態に変化させられる」という効果も得られます。

プライドは捨てて、自分の英語レベルより少し下がる音源を選びましょう
聞き流し学習にオススメの素材

最後に『聞き流し学習にオススメの素材』をいくつかご紹介していきます。
「TED talks」や「BBC」などのニュース系のものがしばしば聞き流し素材としておすすめされますが、これらはかなり高い英語力を持っていない限りはおすすめしません。
今回おすすめする2つの素材は、ネイティブが英語学習者に向けて英語を教えているYouTube動画です。
英語学習者向けにということもあり、発音がとてもクリアで聞き取りやすいため、英語力が中級レベル(英検準1級)程度ある方ならチャレンジできると思います。
ネイティブからなら自然な表現を多く学べるので、ぜひ以下の動画リンクから1度視聴してみてください。
聞き流しにおすすめの素材
- Learn English with Bob the Canadian
- Mad English TV
まとめ

この記事では『聞き流し学習法で十分に効果を得るためのコツ』についてご紹介していきました。
独学のみで英語を学んできた私も、実際に多聴(聞き流し)に手を出したのは、英語学習を始めてからかなり後のことでした。
それほど英語学習の初期段階では、単語・文法・発音の3つの基礎学習が重要になってきます。
私が思うベストな英語の基礎作り法については、以下の記事でご紹介していますのでチェックしてみてください。