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英検準2級

【英検準2級】新形式から始まるEメール問題を攻略!

2024年2月21日

英検準2級 新形式

ついに2024年度から、新形式の英検が開始されますね。

大幅な変更点と言えば、やはりライティングの要約問題やEメール問題が追加されたことでしょう。

英検の新形式のリニューアル情報をまだチェックしていない方は、ぜひこちらのサイト(英検リニューアル情報)から確認してみてください。

今回の記事ではそんな中から "英検準2級のEメール問題で高得点を得られるコツ" についてご紹介していきます。

それではさっそく見ていきましょう!

記事の内容

  • 英検準2級 Eメール問題の概要

  • 採点基準

  • Eメール問題 解答のコツ

記事の信頼性

自己紹介

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語・中国語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。

英検準2級 Eメール問題の概要

英検準2級 Eメール問題
引用:英検公式サンプル問題

まずは『英検準2級の新形式から始まる "Eメール問題" の概要』をご紹介していきます。

上の画像は、公式から配布されているサンプル問題を引用しています。

このパートは基本的には、50~100語程度の送られてきたメールに対して、こちらから40~50語を目安とした返信メールを考えるという内容です。

語数指定はあくまで目安のため、50語を超えての解答もOKです。

しかし40語を下回る解答では、内容面で大きく減点される可能性があるので注意しましょう。

返信するメールの内容には、送られてきたメールに書かれてある質問に解答し、さらに下線が引かれてある箇所に対して質問を2つ考える必要があります。

メールの始まり(Hi, ~)や終わり(Best wishes,)等については、あらかじめ解答用紙に記入されているようです。

ですので、ライティングとして考えなければいけないのは、メールの本文の内容についてのみです。

英検準2級 Eメール問題の採点基準

英検準2級 Eメール問題の採点基準

続いては『英検準2級 Eメール問題の採点基準』について確認しておきましょう。

意外に見落としがちなこの採点基準の項目、以下の3つのポイントはしっかり押さえておきましょう。

採点基準

  • 内容... 問題文の指示に答えられているか?返信メールとして適切な内容か?

  • 語彙... 英検準2級レベルの語彙を使えているか? 同じ語彙を繰り返しすぎてないか?

  • 文法... 英検準2級レベルの文法が使えているか? 同じ構文を使いすぎてないか?

Eメール問題 解答のコツ

引用:英検公式サンプル問題

続いては『Eメール問題の解答のコツ』についてご紹介していきます。

今回参考にした情報:英検公式からのサンプル問題 + 旺文社からのオリジナル問題

今回参考にした問題2題を見るに、自然なメール文を作成していると判断されるには、以下の3つの流れを守る必要がありそうです。

各3つの流れのポイントを順々に見ていきましょう。

Eメール作成の3つの流れ

  • 受診したEメールに対するリアクション

  • 下線部に関する質問を2つ

  • Eメールの最終文にある質問に対する回答

受診したEメールに対するリアクション

まずは相手のメールに対してのリアクションを書くのが、自然なメールには必須ですね。

例えば上の画像の例題(父親にロボットペットを買ってもらった)に対してなら「驚き, 羨ましい, すごい」などの感情表現を使って反応するのが良さそうですね。

ここは定型化して『It is 形容詞 that ~』等の表現を使っていきましょう。

~の部分は相手の発言を自分の発言に置き換えて、そのまま引用すればOKです。

(上の画像の例なら [It is nice that your father bought you a robot pet] のように)

以下に使えそうな形容詞をいくつかリストとして載せておきますので、参考にしてみてください。

感情を表す形容詞

  • surprising (驚き)

  • great (素晴らしい)

  • sad(悲しい)

  • annoying(いらいらする)

  • exciting(興奮する)

下線部に関する質問を2つ

続いては『下線部に関する質問を2つ』を書きましょう。

まだ新しい形式の試験のため、もちろんどんな話題に関してのメールが来るか分かりません。

ですがサンプル問題では「下線部の特徴を問う質問を2つ」と書かれているので、この下線部は今回のように「物」に関して述べられることが予想できます。

なので汎用性の高い定型文をあらかじめ用意しておき、どんな話題にもすぐに質問できるようにしておくことをオススメします。

例えば外見的な特徴を問うのなら「どんな色?」「大きさは?」など、機能的特徴を問うのなら「~はできるの?」、商品としての特徴なら「いくらだったの?」等が考えられます。

下線部を問う質問

  • What color [名詞] is it?

  • How big [形容詞] is it?

  • Can you [your ~] ~?

  • How much did it cost?

Eメールの最終文にある質問に対する回答

最後に『Eメールの最終文にある質問に対する回答』について書きましょう。

ここがおそらく一番定型化しずらい、英語力を必要とするパートでしょう。

流れとしては、まずは「ここからあなたの質問に関して答えますよ」という合図として「About your question,」などと書き始めましょう。

その後「自分が賛成か反対か」などを記載し、引き続き2文程度で「その根拠, 今後の発展の可能性」等を論じていきましょう。

「根拠」を述べる際は、"お金・時間・健康・利便性・環境" の汎用性の高い5つのポイントに結び付けて考えることをオススメします。

回答パターン

  • About your question,

  • I think [don't think] that (相手の質問を自分の発言に変えて引用).

  • 「以前より安い」「~より便利」等、"お金・時間・健康・利便性・環境" の5つのポイントに結び付けて考える

  • 追加で根拠やサポート文を述べる、または「You [Your ~] will be able to ~」で今後の発展の可能性について言及する

上の画像の問題に対しての解答例

最後に上で紹介した画像に対してのメールの返答例を、今回紹介したポイントを使い私なりに作成しました。

ぜひご参考にしてみてください。

解答例

  • It is nice that your father bought you a robot bet. Just out of curiosity, how big is it and how much was it? About your question, I think robot pets will improve because they are more convenient and helpful than real ones in various situations. You will be able to enjoy them for many hours in the future.

まとめ

まとめ

この記事では『2024年度から英検準2級で始まる "Eメール問題" の攻略法』をメインにご紹介していきました。

おそらく多くの人にとって時間的に厳しくなった今回の改変ですが、やはり攻略のコツはライティングを以下に定型化して時間を短縮できるかですね。

ぜひ今回共有させていただいたポイントを押さえて、合格を掴み取りましょう!

  • この記事を書いた人

Ryo

放射線技師・英語講師として働く30代です。

子持ち社会人でも、留学なしで英語が話せるようになれたプロセスをご紹介していきます。

【経歴】
元Native Campの講師
元赤ペン先生
元IDIYの英文添削講師

【放射線系の保有資格】
第1種放射線取扱主任者

【言語系の保有資格】
実用英語技能検定1級
TOEIC L&R 990点満点
日本医学英語検定試験3級
中国語検定試験4級

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