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英語学習のノウハウ

英語学習における "紙の本" と "デジタル書籍" の使い分け

2024年3月8日

紙の本?電子書籍?

英語学習を熱心にしている人なら一度は「紙の参考書か電子書籍のどちらを購入すべきか」悩んだ経験があるのではないでしょうか?

電子書籍にはその場ですぐに購入できるメリットがある一方で、紙の参考書にも昔から使い慣れている安心感のようなものが感じられると思います。

実はこの「紙の参考書 VS. デジタル書籍」に関しては、国内外問わず様々な研究がなされています。

(参考:Paper or Tablet? Reading Recall and Comprehension

今回はそんないくつかの研究結果を参考にしつつ、私のこれまでの学習経験も含め自分なりに出した結論を共有させていただきます。

それではさっそく見ていきましょう!

記事の内容

  • デジタル書籍のメリット

  • 紙の本のメリット

  • 結局どちらを使うべきなのか?

記事の信頼性

自己紹介

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語・中国語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。

デジタル書籍のメリット

デジタル書籍のメリット

まずは electronic books (e-books) と呼ばれる『電子書籍のメリット』について見ていきましょう。

やはり多くの人が考える電子書籍の利点と言えば、印刷代や人件費等がカットされることによる "価格の安さ" ではないでしょうか。

単語・文法学習に加えて試験対策など、英語を学び始めると多くの参考書が必要になるのは言うまでもないことであり、この安いというメリットは紙の書籍と比較する上で重要ですね。

またデジタル書籍には「購入後にすぐ読める・保管場所を取らない」という良さもあり、人によっては非常に需要の高いポイントでしょう。

電車などを利用する通勤時間が長い人にとっては、持ち運びが楽なタブレットが英語学習に役立つという要素も軽視できませんね。

私が個人的に電子書籍の1番のメリットだと感じる点が、辞書などの便利機能です。

理解できない単語に出くわした時に瞬間的に辞書を用い、その意味を確認できるのはやはり使い勝手が良いですね。

電子書籍のメリット

  • 紙の本よりも安価

  • 購入後すぐに読める

  • 保管場所を取らない

  • 持ち運びが楽

  • 辞書検索等の便利機能

紙の本のメリット

紙の本のメリット

続いては paper books と呼ばれる『紙の本のメリット』を、英語学習の観点から見ていきましょう。

私がこれまでずっと電子書籍ではなく、メインで紙の参考書を使い英語学習をしてきました。

その1番の理由が、使い込んだ後に感じられる達成感にあります。

「ページ間の移動の楽さ・メモの取りやすいさ」などの英語学習をする上で重要な要素も、紙の参考書は電子書籍よりも優っていると考えています。

ある研究によると、電子書籍は1度読んで終わりという人が多い一方で、紙の書籍では周回して学習する機会が多いというデータがあります。

プラスして、紙の質感や紙をめくる際の動作などの要因が高い記憶への定着率をもたらしてくれているということも挙げられています。

Ryo

個人的にも紙の本で学習する方が「このページのこの辺りに書かれていた...」など、思い出す際の手がかりになる要素が多い感じがします

紙書籍のメリット

  • 使い込みによる達成感が得られる

  • ページ移動が楽

  • メモが取りやすい

  • 記憶への定着率が高い

  • 周回しやすい

  • 読むスピードが速まる

結局どちらを使うべきなのか?

結局どちらを使うべきか?

ここまで紙の本とデジタル書籍のメリットについて確認し、双方共に捨てがたい利点があることが分かりました。

では結論としては、英語学習にはどちらの媒体を使用するべきなのでしょうか?

私のこれまでの英語学習経験から導き出した結論は "双方の使い分け" です。

具体的に言えば電子書籍に関しては「持ち運びの楽さ・場所の取らなさ・辞書機能」などの利点を活かし、洋書などの多読を目的として使うのがベストだと考えます。

対して紙の本については「記憶への高い定着率・周回のしやすさ」などのメリットを考慮し、多くの知識を吸収しなければいけない参考書に対して用いるのが最適です。

電子書籍リーダーに関しては、紙のような質感で長時間読んでも疲れないスクリーンを採用している Amazon の「Kindle Paperwhite」が個人的にオススメです。

まとめ

まとめ

この記事では『英語学習における "紙の本" と "デジタル書籍" の正しい使い分け』についてご紹介しました。

英語学習のベースを紙の参考書として、その補助で多読用にデジタル書籍を用いるのが個人的な最終結論です。

しかし学生時代から電子の教材を用いるのが当たり前になっていた人にとっては、この傾向は当てはまらない可能性があるので、あらかじめご了承ください。

このブログでは、その他英語に関する有益な情報を発信しています。

以下の記事では「洋書の正しい選び方」+「個人的なオススメの洋書5選」をご紹介しています。

興味がありましたらぜひ、合わせてチェックしてみてください!

  • この記事を書いた人

Ryo

放射線技師・英語講師として働く30代です。

子持ち社会人でも、留学なしで英語が話せるようになれたプロセスをご紹介していきます。

【経歴】
元Native Campの講師
元赤ペン先生
元IDIYの英文添削講師

【放射線系の保有資格】
第1種放射線取扱主任者

【言語系の保有資格】
実用英語技能検定1級
TOEIC L&R 990点満点
日本医学英語検定試験3級
中国語検定試験4級

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