英語でおこなう独り言は、スピーキング力向上において非常に有用な学習方法ですよね。
そんな有効性の一方で、多くの人が「話すネタがない...」などの悩みを抱え途中で挫折してしまう難しい一面もあります。
この悩みに対してのよくあるアドバイスが「今日起きた出来事を英語にする」「身の回りにあるものを英語にする」等ですが、どれも試していて面白くないんですよね...
そこで今回は、私も普段から行っている "ネタ切れに一生困らなくなる、話していて楽しい独り言の方法" をご紹介していきます。
それではさっそく見ていきましょう!
記事の内容
- 独り言学習のメリット
- 独り言のネタ探し
- 独り言学習を行う際のポイント
記事の信頼性
子育てをしながら社会人から、留学なしで英語・中国語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。
独り言学習のメリット
まずは本題に入る前に『英語で独り言学習を行うメリット』についてお話ししていきます。
独り言練習と本番の英会話とでは、同じ英語を話すという作業をしているにもかかわらず、英語力に対して期待できる学習効果と役割が異なります。
独り言練習は、話し相手からのプレッシャーやリスニングといった余計な要素が介在しないため、純粋に英語を話すこと自体に時間をかけ集中できるというメリットがあります。
また、使用するフレーズ・構文, 話す内容などについても、独り言学習では話し相手に気を使う必要がないため、間違いを恐れることなく自由に展開していけるという利点もあります。
逆に本番の英会話において得られる効果については、独り言学習では鍛えられない "瞬発力" を上げることができるという部分にあります。
① 独り言学習:使える構文・フレーズを増やす → ② 本番の英会話:瞬発力を鍛える
両者のメリットをしっかりと把握し以上のプロセスを踏むことで、適切にスピーキング力を上げることが可能だということですね。
独り言のネタ探し
続いては本日の主題である『独り言のネタ探し』についてです。
多くの英語関係のサイトで紹介されている「独り言で話すことがない...」と困っている人に対しての解決策が、 "身の回りの出来事を英語にしてみる" や "あらかじめ質問を用意しておきそれに解答する" といったようなものです。
もちろんこれらも1つの手段ではあるのですが、どうしても「話していて楽しくない...」「長く続かない...」という壁にぶつかり、最終的には独り言学習自体をやめてしまう人が多いように感じます。
そこで今回私がオススメしたい方法が "映画・アニメなどのストーリーを英語で説明する" というものです。
もちろん映画, アニメに限らず題材は、最近見た YouTube動画, ハマっているドラマなど、どんなものに対してもOKです。
この独り言ネタ素材の優れているところは、自分が興味のある内容のトピックなので「話していて楽しい」のと「英語で内容を詳細に説明する力・要約する力が身に付く」ということです。
例えば、私が最近ハマっている「葬送のフリーレン」のストーリーを要約するなら、以下のように英文を組み立てるでしょう。
要約の例
Recently, I have been watching an anime called "Frieren: Beyond Journey's End".
This anime is basically categorized as a fantasy.
The story follows elven mage Frieren, a former member of the party of adventures who defeated the Demon King and brought peace to the world after a ten-year quest.
For Frieren, whose lifespan is much longer than that of humans. She can't feel that ten years as important as how the other members of the heroic group feel.
But, after the death of one of her fellow travelers, Himmel, she starts to feel guilty for not attempting to learn more about him and sets out on a journey to get to know more about humans.
毎回独り言のネタがなくて困っている人は、ぜひチャレンジしてみてください!
独り言学習を行う際のポイント
最後に『独り言学習を行う際のポイント』について見ていきましょう。
私が思う独り言練習において最も重要なポイントは "バラエティ豊かな文構造・フレーズを無理やりでも使う" ということです。
独り言練習においてよくある失敗パターンが、いつも同じ表現や言い回しばかりを使ってしまっているというものです。
これでは普段の英会話でも使い慣れてしまっている表現ばかりに逃げてしまい、なかなか英語力が成長していきません。
なので例えば、いつもよく使用する「increase」を「elevate」に置き換えて使ってみたり、仮定法が苦手なら「私だったらこうした (I would...)」というような視点でつぶやいてみたりするなどの工夫が必要になります。
またもし「いつも使う表現をなんとか置き換えたいけど言い換え表現が思いつかない」なんてタイミングが来たら、それは学びのチャンスです。
そんな時は必ずネットを駆使して言い換え表現を探し、独り言で置き換えて使う練習を繰り返しておきましょう。
これらのポイントさえ守って独り言練習を続けていけば、スピーキング力は必然的に伸びていきます!
まとめ
この記事では『英語で行う "独り言学習"』についてご紹介していきました。
独学で英語のスピーキング力を伸ばすために必要な三種の神器は「瞬間英作文」「独り言」「オンライン英会話」です。
ぜひ今回共有させていただいた独り言学習のポイントを押さえ、英語力を着実にしっかりと伸ばしていってください。
このブログではその他、英語に関する有益な情報を発信しています。
以下の記事では「オンライン英会話に対する恐怖心の原因と解決策」についてをご紹介しています。
ぜひ気になったらチェックしてみてください!