みなさんは「今自分がどれくらいの英単語を覚えているか?」を客観的に測定したことはありますか?
今や英検やTOEICなど多くの英語資格試験において、自分の保有する英単語の数は「その試験に合格できるかどうか?」の有効な判断基準となっています。
もし自分の語彙力を測定する方法を知らない方は、ぜひ今回の記事を最後まで読んでみてください。
それではさっそく見ていきましょう!
記事の内容
- 無料の語彙力診断サイト3選
- 自分の保有語彙数が把握できたら...
- 語彙数に応じたオススメの英単語帳
記事の信頼性
子育てをしながら社会人から、留学なしで英語・中国語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。
Contents
無料の語彙力診断サイト3選
それではさっそく『英単語の語彙力診断サイト』を3つご紹介していきます。
今回紹介するサイトはすべて無料で利用でき、測定も5~10分程で終えられるので、ぜひ気軽にトライしてみてください。
Weblio 語彙力診断テスト
まず最初にご紹介する語彙力診断サイトが『Weblio 語彙力診断テスト』です。
英語の辞書サイトとして有名なWeblioですが、実は精度の高い英単語力測定を行えるサービスも展開しています。
このサイト1番の特徴が、総合的な語彙力測定が可能な他に「英検」「TOEIC」「大学入試」など、様々な試験に対応した診断が行えるということです。
選んだ項目 (試験) に応じて「今の時点で何点取れるのか?」などの予想スコアを算出してくれるため、個人的にはこのサイトが一番のお気に入りです。
ちなみに語彙力の測定方法ですが、このサイトでは1問10秒の制限時間が設けられた4択形式の英単語・イディオム問題が25問用意されています。
正解の数に応じて出てくる単語の難易度が変化し、場合によっては選択肢がすべて英語で構成されている問題もあります。
問題数が少なく1回のテストが約3分程度で終えられるため、語彙力測定を毎日の日課にしてモチベーションを高めるのも面白いかもしれませんね。
Test your word knowledge
次にご紹介する語彙力診断サイトが『Test your word knowledge』です。
こちらのサイトは、ウェリントン・ヴィクトリア大学の研究者の強力を得て作成された英単語力測定サービスで、1回の診断に約10分程度の (140問) の時間が必要です。
問題形式はWeblioと同じく4択から正解を選択する方式ですが、こちらは特に制限時間などは設けられていません。
Weblioと異なり診断に時間がかかるぶん、測定の精度が高く信頼性が高いと個人的には感じています。
Preply
最後に3つ目にご紹介する語彙力診断サイトが『Preply』です。
こちらのサイトの問題形式は上記2つとは異なり、画像のように自分が知っていると思われる単語をチェックしていく方式です。
問題数は知っている単語の数に応じて変化しますが、だいたい10分程度で診断を終えることが可能です。
測定の信頼性は上記で紹介した「Test your word knowledge」と同程度に高いと思います。
自分の保有語彙数が把握できたら...
語彙力診断サイトで自分の保有する英単語数が把握できたら、次は自分が目指す英語試験をパスするには「どれくらいの語彙数が必要なのか?」を確認しておきましょう。
ネット上で「TOEIC 700点 語彙数」などと自分が目標とする点数・レベル帯を入力すれば、知りたい情報を手に入れることができます。
以下の表では、英検の各級においての必要な英単語数を参考までにご紹介しています。
英検級 | 推奨目安 | 語彙数目安 |
---|---|---|
5級 | 中学初級程度 | 約600語 |
4級 | 中学中級程度 | 約1,300語 |
3級 | 中学卒業程度 | 約2,100語 |
準2級 | 高校中級程度 | 約3,600語 |
2級 | 高校卒業程度 | 約5,100語 |
準1級 | 大学中級程度 | 約7,500語 |
1級 | 大学上級程度 | 約10,000~15,000語 |
語彙数に応じたオススメの英単語帳
最後に『それぞれの保有語彙数に応じたオススメの英単語帳』をご紹介していきます。
私はこれまで約20冊程の英単語・熟語帳を使用し英語を学んできましたが、今回はその中で各レベル帯にオススメできるものをピックアップさせていただきました。
具体的には「~3,000語」「3,000語~5,000語」「5,000語~8,000語」「8,000語~」の4つのレベル帯に分けて説明していきます。
保有語彙数:3,000語以下
まずは保有語彙数が「3,000以下」の人にオススメの英単語帳です。
共通テストや大学受験にチャレンジしていこうとする高校生の英単語数がだいたいこの辺りで、まだまだ英語レベルとしては "初級者" のカテゴリに属します。
なので使用すべき英単語帳は、以下に載せた大学受験の1冊目として使われるような取り組みやすいものをオススメします。
ちなみに私が社会人になってから記憶喚起のために1冊目の英単語帳として使用したのは、高校生の頃に使用していた「Duo 3.0」です!
- 英単語ターゲット1900
- システム英単語
- Duo 3.0
保有語彙数:3,000語~5,000語
続いては保有語彙数が「3,000語~5,000語」の人にオススメの単語帳です。
このレベル帯になると、英語としての基礎力が身に付いている頃合いです。
英語の能力的には英検2級程度に属するため、2冊目の英単語帳に取り掛かることをオススメします。
ここからは「ビジネス寄り」か「日常会話寄り」か、目指す方向性によって使う英単語帳を変えていくのもいいと思います。
私がこのレベル帯で使用したのは以下の2冊の英単語帳です。
- 英検2級 でる順パス単
- TOEIC 出る単特急金のフレーズ
保有語彙数:5,000語~8,000語
続いては保有語彙数が「5,000語~8,000語」の人にオススメの単語帳です。
このくらいの数の英単語を知っているとなると、能力的には英検準1級程度に属し、いわゆる "中上級者" と呼ばれるレベル帯に入ってきます。
使用すべき単語帳も限られてきますが、個人的にはやはり英語レベルが上がるにつれて段階的にステージも上がる「英検」を利用することが一番理にかなっていると思います。
このレベル帯で個人的に使用していた英単語帳は、以下の2冊です。
リンガメタリカについては、大学の2次対策として使用されることが多い単語帳ですが、このレベル帯まで来た人ならそこまで難しくもないためオススメです。
- 英検準1級 でる順パス単
- 話題別英単語 リンガメタリカ
保有語彙数:8,000語以上
最後は保有語彙数が「8,000語以上」の人にオススメの単語帳です。
ここまでくると、ネイティブには遠く及ばないものの、少し頑張れば英検1級にチャレンジできる程の能力帯になります。
日本人の中でもかなり上位の位置に属し、いわゆる "英語上級者" と呼ばれるにふさわしい方たちです。
英検1級の単語帳はもちろんのこと、受ける受けないに関わらずIELTSやTOEFLといった試験の英単語帳も有用なレベル帯ですね。
日々のリスニング・リーディング学習から分からない単語を拾っていく作業にも力をいれていきましょう。
- 英検1級 でる順パス単
- 実践IELTS英単語
- TOEFLテスト英単語3800
まとめ
今回の記事では『保有する英単語数を確認するのに有用な3つの無料サイト』をご紹介していきました。
今現在ある語彙数測定サイトの中では、個人的には登録の必要もなく無料で使い勝手が良いサービス達だと思います。
自身の現状の英語力の把握のためにも、ぜひ活用してみてください
このブログではその他、英語に関する有用な情報を発信しています。
以下の記事では『一緒に英語学習をする仲間を見つけられるコミュニティ』をご紹介しています。
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