「TOEIC Part4の点数が全然伸びない...」
今回はそんな方に向けて "最低7割は取れるTOEIC Part4の裏技的攻略法" をご紹介していきます!
記事の内容
- TOEIC Part4で高得点を狙える裏技
- 攻略法を使いこなすためのコツ
- 練習方法
記事の信頼性
子育てをしながら社会人から、留学なしで英語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。
本記事で紹介する "裏技的攻略法" は TOEIC Part4の問題傾向を利用したものであり、すぐにでも点数を伸ばしたい人におすすめな方法です。
このパートの1人語り形式の長文リスニングは、TOEIC全体を通しても苦手とする人が多いセクションの1つです。
TOEICで高得点を取るためにも、今回ご紹介する情報を最後まで読んで頭に入れておきましょう。
それではさっそく見ていきます!
Contents
TOEIC Part4で高得点を狙える裏技
それではさっそく『TOEIC Part4で高得点を狙える裏技』をご紹介していきます。
英語初心者の段階でも使えるその方法が "本文中に登場した語彙を含む選択肢を選ぶ" というものです。
「本当にこんな簡単なこと高得点が狙えるのか?」と疑問に思う方のほうが多いでしょう。
実際にTOEIC公式問題集 Part4の計60問で確認したところ、42問の正解の選択肢に本文中に登場した語彙がそのまま使われていました。
つまり言い換えれば、最低7割の問題はストーリーを理解せずとも正解することが可能だということです。
しかし単純にリスニング中に聞こえた語彙のある選択肢をマークしていけばいいわけではなく、この方法を使いこなすには2つのコツを理解しておく必要があります。
裏技を使いこなす2つのコツ
- 先読みで質問文と選択肢をすべて読む
- リスニング中に問題を解く
先読みで質問文と選択肢をすべて読む
まず1つ目の裏技を使いこなすコツが『先読みで質問文と選択肢をすべて読む』ということです。
リスニング前に選択肢すべてに目を通して "選択肢にある単語を待ち構えている状態を作る" ことが、この方法を使う上で非常に重要です。
それと同時に、質問文の先読みからストーリー展開をあらかじめ予想しておくことも必須になります。
ストーリー予想の際に念頭に置いてほしいのが TOEIC Part4は「会話ではなく一方通行のアナウンス」であるということです。
実際に2つの例を使ってストーリー予想のやり方を見てみましょう。
ストーリー予想のやり方①
【質問文】
What are employees asked to do?
【質問文から分かること】
- 従業員が聞き手である
- 上司など立場の高い人が部下になにか頼んでいるシチュエーション?
- 具体的にはリスニング中に話者が「~してください」と呼び掛けているシーンがイメージできる
ストーリー予想のやり方②
【質問文】
What does the speaker say is discounted?
【質問文から分かること】
- お店側が商品のセールについての話をしていると予想ができる
- 聞き手はお店のお客さん?
リスニング中に問題を解く
裏技を使いこなすための2つ目のコツが『リスニング中に問題を解く』ということです。
予想したストーリーを頭に置きながらリスニングをし選択肢の中の単語が聞こえたら、その語彙の入った選択肢をマークしていくのが基本の流れです。
ではどうやったら問1・問2・問3の選択肢の語彙を聞き逃すことなくリスニングができるのでしょうか?
ポイントは "TOEIC Part4では場面転換の際に、ほとんどのケースで質問文にある単語が本文にも登場する" とう特徴があることです。
例えば下の2つの質問文なら『employees』や『discount』が場面転換の際に登場することになります。
具体的には『 As employees 』『 There is a special discount 』などのフレーズが聞こえたら場面転換が起こったと判断します。
その合図が聞こえたら、次の問題に目を移して「選択肢の語彙の聞き取りに集中する」という作業に移ります。
質問文
- What are employees asked to do?
- What does the speaker say is discounted?
質問文と選択肢をすべて読み切るためには?
ここまで読んだ多くのみなさんが「質問文と選択肢を読み切るなんて無理…」と思ったでしょう。
ここからは『どうやって時間内に先読みを終えることができるのか?』についてお話ししていきます。
TOEIC Part4ではリスニングが終わってから質問文が読まれ、次のリスニングが始まるまで約40秒の時間があります。
問題はリスニング中に解くわけですから、この40秒で次の問題の質問文と選択肢の先読みを終えられればいいわけです。
つまりこの時間内に先読みを終わらすために必要なのは、リスニング力というより "速読力" ですね。
もちろん普通にパート7の対策をするだけでも速読力は上がります。
ですがこのパターンのように「先読み」だけの速読力を上げたいのなら、先読みだけの練習するのが最も効果的な方法です。
特定の形式での読む速度を上げたいなら、その形式の文章を読む演習を繰り返すことが最善ですね
速読力を高める練習方法
では具体的な『速読力を高める練習法』をご紹介していきます。
まずは公式問題集やパート4の演習問題が多く載せられている参考書を1冊用意してください。
速読力を上げるトレーニング方法は以下の通りです。
速読力トレーニング方法
- アラームを40秒にセット、質問文と選択肢を時間内に読むトレーニングを繰り返しおこなう
- 40秒で先読みにチャレンジ し、読み切れなければもう1度同じことを繰り返す
- 読み切れるようになったら次の問題に挑戦
この方法は英語初学者だけのものではなく、英語上級者になっても基本的に同じ手順でリスニングに取り組んでいきます
まとめ
この記事では『TOEIC Part4で高得点を狙うための裏技的攻略法』をご紹介していきました。
英語初心者はこの方法を利用して、最低7割の得点を獲得できるようにしておきましょう。
Part4の裏技的攻略法
- 本文中に登場した語彙を含む選択肢を選ぶ
- 裏技的攻略法を使いこなすコツ
└ 先読みで問題文と選択肢をすべて読む
└ 本文のリスニング中に問題を解く