「英検の面接で難しい質問されたらどうしよう...」
今回はそんな方のために "答えられない質問をされた時の沈黙回避法" をご紹介していきたいと思います!
記事の内容
- 難しい質問に対しての沈黙回避法
- 簡単にアイディアが浮かぶ裏技
記事の信頼性
子育てをしながら社会人から、留学なしで英語・中国語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。
この記事を読めば、答えるのに時間が必要な質問が来た際に「どう対応していくべきか?」が分かります。
英検においての "沈黙" は、attitude (態度) 点において大きく減点されてしまうポイントの1つです。
ですが "ハキハキ喋る" などとは違って、"沈黙" は難しい質問が来た際にはどうしても避けられないものです。
今回はそういった場合の対処法をいくつかご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んで試してみてください!
Contents
難しい質問に対しての沈黙回避法
ではさっそく本題の『難しい質問が来た際の沈黙回避法』をご紹介していきます。
その方法が "時間稼ぎをして考える" です。
私が思う実用的な時間稼ぎの方法をいくつかご紹介していきます。
時間稼ぎの方法3選
- 「聴き取れなかったからもう1回」とお願いする
- Filler と呼ばれる間を埋めるワードを使う
- Filler より時間が稼げるテンプレートを持っておく
「聴き取れなかったからもう1回」とお願いする
まず1つ目にご紹介するのが『 "聴き取れなかったからもう1回言って" とお願いする』方法です。
実は英検では1問につき1回だけ質問を聞き返すのはOKとされています。
「Could you say that again?」や「One more time, please」などの表現を使って質問を聞き返し、時間を稼いでる間に考えをまとめてしまうのも1つの手ですね。
もちろん2回目以降の聞き返しは減点対象になってしまうので注意しましょう。
さらに注意しておきたいのが、質問を聞き返したのにも関わらずガン無視で考えをまとめる作業に入ってしまうことです。
態度点で大きく減点をされてしまう可能性が高いので気をつけましょう。
「ゆっくり話して」や「その単語どういう意味?」などの聞き返しはNGですのでご注意を
Filler と呼ばれる間を埋めるワードを使う
2つ目にご紹介するのが『Filler と呼ばれる "間を埋める" ワードを使う』方法です。
Filler とは日本語で言えば「えーっと」や「んー」などに相当する表現ですね。
なかなかアイディアが浮かばない時に、自然と口からでるようになれば完璧です。
たくさん覚える必要はありませんので、以下に紹介したものだけでも使えるようにしておきましょう。
よく使う Fillerなど
- um, well:えーっと
- I mean:つまり
- Let me think a little bit:ちょっと考えさせて
Filler より時間が稼げるテンプレートを持っておく
最後にご紹介するのが『Filler より時間が稼げるテンプレートを持っておく』方法です。
言い換えれば "文章単位の長めでかつ汎用性の高いフレーズを持っておく" ということです。
いきなり本題に入らず「その質問は長い間議論されている」や「専門家でもどっちの立場をとるか分かれている」などのフレーズを使い濁すことで時間を稼ぎ、その間に自分の考えをまとめてしまいましょう。
以下にいくつか参考例を載せておきます。
組み合わせて使ったり、名詞などの単語を入れ替えて自分なりにアレンジして試してみてください。
時間稼ぎテンプレート
- That is a tough question:それは難しい質問ですね
- I think there is no simple answer to this question, but...:この問題には簡単な解決策はないと思うが、でも...
- Many people still have different opinions on this question, but I think...:多くの人の中でもまだこの問題に対して意見が分かれている、でも私は...
- This debate has been going on for quite a while, and...:この議論は長い間続いている
もちろん棒読みで丸暗記して言うのはNGですので、口に十分慣らしておいてください!
簡単にアイディアが浮かぶ裏技
時間稼ぎの方法が分かったところで次は『簡単にアイディアが浮かぶ裏技』をご紹介していきます。
大前提として覚えておいてほしいのが "英検は英語の試験で知識のすごさをひけらかす場ではない" ということです。
どんなに変わった理由でも・自分の意見と真逆の主張でも、英語が正しければそれでOKなんです。
そこを念頭に置いて、以下を読み進めていってください。
裏技:5つのポイントに絡めて理由付けする
今回紹介する裏技が『5つのポイントに絡めて理由付けする』というものです。
5つのポイントとは...
- お金
- 時間
- 利便性
- 健康
- 環境
これらのポイントは非常に汎用性が高いのが特徴で、どの質問に対しても理由付けして絡めやすいのでおすすめです。
アイディアが浮かばない時、もしくは最初から決め打ちで以下のようなフレーズを使ってしまうのも1つの手です。
「~ can save a lot of money, so it is useful.」のように組み合わせて使うだけでも、2文稼げてしまいます。
メリット | デメリット | |
お金 | ~ cost a lot of money | ~ save a lot of money |
時間 | ~ take a lot of time | ~ save a lot of time |
利便性 | ~ is [are] useful / convenient / efficient | ~ is [are] not useful / convenient / efficient |
健康 | ~ is [are] good for our health | ~ is [are] bad for our health |
環境 | ~ is [are] good for the environment | ~ is [are] bad for the environment |
まとめ
この記事では『難しい質問が来た時の沈黙回避法 + 簡単にアイディアを出す方法』をご紹介していきました。
日本語の面接でも緊張するのに、英語での面接なんて緊張がMAXになるのは当然です。
少しでも今回のような不安要素をなくして、いい緊張度合で試験に臨めるようにしましょう!
代名詞の疑問に対する回答
- 難しい質問が来た時の沈黙回避方法
└ 質問を聞き返して時間を稼ぐ
└ Filler を使って間を埋める
└ 汎用性の高い長文フレーズを持っておく - 『お金・時間・利便性・健康・環境』の5つの要素に絡めてアイディアを出す