「TOEICのPart2が一番難しい…」
今回はそんな方に向けて "3つのパターンを知るだけで8割の正解率が可能なTOEIC Part2の攻略法" をご紹介していきます!
記事の内容
- TOEIC Part2の8割を占める3つの型
- 3つの問題パターンの攻略法
- 残り2割を占めるその他のパターン
- TOEIC Part2対策におすすめの参考書
記事の信頼性

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。
本記事で紹介する "3つの問題パターン" は、TOEIC Part2の全体の約8割を占めています。
近年難化傾向にあるPart2でしっかり得点を稼ぐためにも、この3つの型にはしっかり慣れておく必要があります。
知識として知っているだけでも、かなり有利に試験を進められるのでぜひ最後まで読んでみてください。
それではさっそく見ていきましょう!
Contents
TOEIC Part2の8割を占める3つの型

ではさっそく『TOEIC Part2の8割を占める3つの型』をご紹介していきます。
文字通りTOEICの8割の問題は画像の比率通りに "WH疑問文, Yes/No疑問文, 平叙文" の3つの型で構成されています。
ここではまず「それぞれの問題パターンにどういう特徴があるか?」ということについて、おさらいしておきましょう。
TOEIC Part2の8割を占める3つの型
- WH疑問文
- Yes/No疑問文
- 平叙文
WH疑問文
まず1つ目が全体の約5割を占める問題パターンの『WH疑問文型』です。
WH疑問文とは "What, Where, When, Who, How" から始まる文章の形のことを言います。
例文
Where do you want to go for lunch?
Yes/No疑問文
2つ目に紹介するのは、全体の約2割を占める『Yes/No疑問文型』です。
Yes/No疑問文とは「Do you~?」や「Are you~?」の形の文章で、返答がYes/Noで答えられるものを言います。
例文
Have you already finished making a report for the meeting?
平叙文
最後は全体の約1割を占める『平叙文型』です。
平叙文とは、疑問文の形をとっていない通常の文の形をしたものを言います。
例文
I lost a key to the garage.
3つの問題パターンの攻略法

続いては『3つの問題パターンの攻略方法』について見ていきましょう。
"WH疑問文, Yes/No疑問文, 平叙文" のそれぞれに分けてご紹介していきます。
WH疑問文の攻略法
まずは『WH疑問文の攻略法』について見ていきましょう。
WH疑問文の問題パターンが来た時は "文頭の疑問詞の聴き取り" に全力を注ぎましょう。
「Whyの質問 → Because~の選択肢」「Whoの質問 → Mr.~の選択肢」など、疑問詞さえ聴き取ることができればほぼ正解可能です。
注意点としては "分からない系の選択肢が正答になるケースがある" ということです。
「I don't know」や「I'm not sure」などが選択肢にある場合は、どの質問にも対応できる返答なのでこちらが正答になります。
Yes/No疑問文の攻略法
続いては『Yes/No疑問文の攻略法』について見ていきましょう。
Yes/No疑問文の問題パターンが来た時は "選択肢がYes/Noから始まるものを選ぶ" ようにしましょう。
注意点としては "Yes/Noに続く文章が状況に一致しているか確かめる" ことが必要だということです。
例えば下の例文の場合だと No に続く「I'm still working on it」の部分のことです。
この部分が自然な返答かどうかで、本当に正答なのかが変わってきます。
例文
Q)Have you already finished making a report for the meeting?
A)No, I'm still working on it.
平叙文の攻略法
最後に『平叙文の攻略法』について見ていきましょう。
この問題タイプでは "返答のパターンをあらかじめ知っておく" ことが重要 になります。
例えば下の例文では「I lost a key to the garage」が来た瞬間に、"解決策を提案する" か "同情する" かの2パターンが来ると予測できるかがポイントです。
この感覚は一朝一夕で手に入るものではありません。
過去問などの問題集を使ってこの問題タイプを洗い出し、事前に返答パターンを調べておきましょう!
例文
Q)I lost a key to the garage.
A)I have a spare key.(解決策の提案)
A)That's bad.(同情)
残り2割を占めるその他のパターン

続いては『TOEIC Part2の残り2割を占めるその他のパターン』についてご紹介していきます。
実はTOEIC Part2では、上でご紹介した3つの型がすでに一般に広く知れ渡るようになっています。
なので最近では、これら3つの型の知識だけでは解答できないようなものが増加傾向にあります。
例えば以下の2つの例がそれに当てはまります。
例文①
Q)Where is a key to the garage?
A)I don't work in this department.
例文②
Q)Do you usually use a laptop computer or a desktop computer?
A)Well, I travel a lot for work.
どちらの問題も3つの型の1つなのに、答え方がルールに則っていないパターンです。
このような問題に対して正解の選択肢を選ぶためには "消去法" を使っていきましょう。
明らかに間違っているものを省いていけば、残ったものに違和感があってもそれが必ず正解です。

このような意地悪問題は多く出題されるわけではありませんが、たくさん解いて慣れておく必要がありますね
TOEIC Part2対策におすすめの参考書

最後に『TOEIC Part2対策におすすめの参考書』を2冊紹介させていただきます。
どちらの参考書を使っても上でご紹介した意地悪問題が多く載せられているので、練習にはうってつけだと思います。
おすすめの参考書
- TOEIC 精選模試 リスニング
- TOEIC パート1&2 特急 難化対策ドリル
TOEIC 精選模試 リスニング
まず1冊目にご紹介したいのが『TOEIC 精選模試 リスニング』です。
こちらの参考書は、本番で予想されるあらゆるタイプの問題を5回分の模試で完全網羅されているのが特徴です。
おすすめポイント
- すべての設問について、正解を導くための手順と考え方を丁寧に解説
- すべての設問に「正答率」が掲載され、本番でのスコアも予測できる
- スコアアップに直結する解答戦略と学習ポイントをアドバイスしたコラムも充実
TOEIC パート1&2 特急 難化対策ドリル
2冊目にご紹介するのが『TOEIC パート1&2 特急 難化対策ドリル』です。
非常に安価な参考書で、しかし問題数はかなり多く載せられているという特徴があります。
おすすめポイント
- 2016年5月のテスト改定によって難しい問題が増えたTOEIC Part2にしっかり対応
- コンパクトで持ち運びにも便利
まとめ

この記事では『TOEIC Part2の8割を占める3つの問題パターン』をメインにご紹介していきました。
満点を目指しているわけでないのならまずは、意地悪問題は無視して残りの8割の正解を目指しましょう!
Part2の攻略法
- WH疑問文 → 最初の疑問詞をしっかり聞き取る
- Yes/No疑問文 → 選択肢がYes/Noから始まるものを選ぶ
- 平叙文 → 返答のパターンをあらかじめ予測
- その他のパターンは消去法を使う