「どうやったら短期間でTOEICの高スコアがとれるんだろう...」
今回はそんな方に向けて "英語力ほぼゼロの状態から1年でTOEIC 800以上を取った方法" を紹介していきます!
記事の内容
- 1年でTOEIC 800点越えを達成するための学習プラン
- 私がTOEIC800点越えのために使ってきた参考書
記事の信頼性
子育てをしながら社会人から、留学なしで英語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。
TOEIC高得点と言えば、持っているだけで日本ではかなり周りからの評価が上がるコスパの良い資格として認知されています。
今回はTOEIC高得点の1つの基準である TOEIC800点越えを、社会人になってから英語学習を開始し1年で達成した方法を共有していきます。
使った参考書・行った対策のすべてをご紹介していきますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
それでは見ていきましょう!
Contents
1年でTOEIC 800点越えを達成するための学習プラン
ではさっそく『英語力ゼロから1年で800点を超えるための学習プラン』について見ていきましょう。
効率的に英語力をつけていくためにも、1年間の準備期間を以下の4工程に分けて考えることが重要です。
4つの学習工程
- 英語全般の基礎固め
- TOEIC試験用の基礎固め
- パート別対策
- 実践練習
英語全般の基礎固め
まず最初にやるべきことが『英語全般の基礎固め』です。
"英語力ゼロから" を想定していますので、まずは昔学生の頃に勉強した記憶を取り戻す作業からです。
1年間の準備期間のうち最初の5か月はこの基礎固めに費やしましょう。
基礎固めとしてやっていただきたいことは、以下の3つです。
- 学生の頃使っていた英単語帳を1冊やり直す
- 文法書を1冊やり切る
- 正しい発音を理解する
まずは高校生の頃使っていた英単語帳と文法書を1冊買いなおして、昔の記憶を呼び戻してください。
発音については、TOEICはリーディングとリスニングの試験なので理解する程度で大丈夫です。
もし「どんな参考書を使っていたか忘れた...」という方は、私のおすすめを以下の記事で紹介していますので参考にしてください!
TOEIC試験用の基礎固め
英語全般の基礎固めの後は『TOEIC試験用の基礎固め』です。
TOEICはビジネス英語に特化した試験です。
通常の単語帳を1冊やっただけでは、単語力の面で絶対に太刀打ちできません。
なので "TOEIC用の単語帳" というのを1冊学んでおく必要があります。
私のおすすめは "でる単特急 金のフレーズ" です。
こちらを残り半年のうち約2か月使って完全に暗記してください。
でる単特急のおすすめポイント
- TOEICによく出てくる単語が頻出順に載せられている
- 各単語に著者の1言コメントなどが載せられており、読んでいて楽しい
TOEIC試験のパート別対策
次にやるべきことが『TOEIC試験のパート別対策』です。
TOEIC試験はPart1~4がリスニング, Part5~7がリーディングで構成されています。
そしてそれぞれのパートには特徴があります。
これをいきなり公式問題集を使って対策していくのはかなり効率が悪いです。
なのでパート別対策を約4か月使って行っていきましょう。
私がパート別対策で使った実際の参考書は、この後に詳しくご紹介していきます。
過去問を使った実践練習
パート別対策が終われば『過去問を使った実践練習』を行っていきましょう。
TOIECはリーディング・リスニング合わせて計2時間の試験です。
2時間も英語の試験に向き合うとなると、かなりの集中力が必要になります。
この体力面の問題を過去問を通して、時間感覚と共に約1か月かけて身につけていきましょう!
パート別対策で使うべき参考書
では途中で紹介をスキップした『パート別対策として私が実際にしようしてきた参考書』をご紹介していきます。
TOEICパート別対策をする前に重要になるのが、すべてのパートの全体像を知ることです。
そこでおすすめしたいのが "はじめてのTOEIC 全パート総合対策" という参考書です!
こちらの本を使って、まずは自分の苦手パートを知ることから始めましょう。
Part1の対策
TOEICの全体像が把握できたら次は各パートの対策です。
まずは『Part1の対策』からご紹介していきます。
TOEICパート1の特徴と言えば、"出てくる単語に強い癖がある" ということです。
例えば「lawn mower」や「canopy」などがその良い1例で、以下のポイントを頭に入れて対策していきましょう。
Part1の対策方法
- 問題数が少なく得点をかせげないパートなので、あまり力を入れて勉強する必要はない
- 出てきた馴染みのない単語だけ覚えておけばOK
- もし練習するのであれば、おすすめは無料で使える『英語リスニング無料館』
Part2の対策
続いては『Part2の対策』についてです。
TOEICのパート2の形式は一問一答で、短い英語の質問を聞いて適切な選択肢を選び答えていく流れになっています。
リスニングする英文が短いからこそ聞き逃しが許されないので、案外苦労するパートだと思います。
Part2の対策方法
- 「はじめてのTOEIC 全パート総合対策」で、回答のテクニックを身につける
- プラスして、こちらも『英語リスニング無料館』を使って対策
Part3&4の対策
続いては『Part3&4の対策』についてです。
TOEICのパート3&4は、多くの人が苦手意識を持つ長文リスニングですね。
TOEICの長文リスニングで問われるのは、大枠の内容であることが多く細かい部分を聞く必要はないという特徴があります。
ちなみにこのパートの対策で私が使用した参考書は "TOEIC 究極ゼミ part3&4" です。
レイアウトが見やすく載せられている問題数も多いので、かなりリスニングの練習になります。
Part3&4の対策方法
- できるだけ多くの問題を解き「先読み」というテクニックに慣れる
- リスニングが苦手な人は、ディクテーションの練習法を活用
Part5の対策
続いては『Part5の対策』についてです。
TOEICのパート5は文法問題で構成されています。
1年の対策期間の最初の時期に文法のテキストを1冊やり終えていれば、そこまで難しいパートではありません。
私がこのパートで使用した参考書は "TOEIC L&R 文法問題でる1000問" です。
上でおすすめした英単語帳 "金のフレーズ" と同じ作者であり、どちらもTOEIC受験者にはバイブル的存在です。
Part5の対策方法
- 1問あたりにかかる時間が長文に比べて少ないので、得点源にしやすいパート
- 設問パターンを把握することで短時間で解けるようになるので、参考書での練習は必須
Part6&7の対策
最後に『Part6&7の対策』についてです。
パート6&7は、とにかく分量が多い英語長文問題ですね。
私がこのパートの対策に使用した参考書が "解きまくれ!リーディングドリル" です。
問題数がとにかく多く、パターンを知るのに有用な参考書でした。
Part6&7の対策方法
- 分量がとにかく多いので、読解スピードの向上 + 情報を見つける力を高める必要がある
- パターンを把握するためにも、参考書や公式問題集は必須
まとめ
この記事では『英語力ゼロの状態から1年でTOEIC高得点を取る方法』をご紹介していきました。
やることが多いぶん精神的にきつい1年になりますが、それだけの価値がある資格だと私は思います。
TOEIC高得点を取って、就職活動や昇進などを有利に進めていきましょう!
1年でTOEIC高得点
- 英語全般の基礎固め(5か月)
- TOEIC試験用の基礎固め(2か月)
- パート別対策(4か月)
- 実践練習(1か月)