「TOEICのPart2がリスニングの中で一番難しい…」
今回はそんな方に向けて "TOEIC Part2の正攻法と裏技的な解き方" をご紹介していきます!
記事の内容
- TOEIC Part2の裏技的な解き方
- TOEIC Part2の正攻法
- おすすめの参考書
記事の信頼性
子育てをしながら社会人から、留学なしで英語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。
本記事で紹介する『裏技的攻略法』はTOEICのPart2の傾向を利用したものであり、すぐにでも点数を上げたい人におすすめです!
近年難化傾向にあるPart2でしっかり得点を稼ぐためにも、とても有用な情報だと思います。
裏技的攻略法の他にも、正当に点数を上げたい人のために英語レベル別のPart2勉強法もご紹介しますので、最後までしっかり読んでくださいね!
それでは見ていきましょう!
Contents
TOEIC Part2の裏技的な解き方
ではまずは『TOEIC Part2の裏技的攻略法』をご紹介していきます。
試験を受けるまでに時間がない人はぜひ、以下の2つのテクニックを活用してみてください。
裏技的攻略法
- 疑問詞に則した選択肢を選ぶ
- ネガティブな選択肢を選ぶ
疑問詞に則した選択肢を選ぶ
まず1つ目の裏技的なテクニックが『疑問詞に則した選択肢を選ぶ』です。
WH疑問文の入った問題パターンが来た時は "文頭の疑問詞の聴き取り" に全力を注ぎましょう。
「Whyの質問 → Because~の選択肢」「Whoの質問 → Mr.~の選択肢」など、疑問詞さえ聴き取ることができれば約5割の問題に正解することが可能です。
注意点としては "分からない系の選択肢が正答になるケースがある" ということです。
「I don't know」や「I'm not sure」などが選択肢にある場合は、どの質問にも対応できる返答なのでこちらが正答になります。
ネガティブな選択肢を選ぶ
2つ目の裏技的なテクニックが『ネガティブな選択肢を選ぶ』というものです。
近年のTOEIC Part2の問題傾向を見ると、「Not, Never, No」などの単語を含むネガティブな選択肢が正解になりやすい傾向にあります。
この傾向はこれまで決まった型通りの答えを選べば正解できたものを、運営側が複雑化させるためできた流れです。
決まった型を複雑化させるには問われている質問を否定するしかないため、ネガティブな選択肢が正解になりやすいという傾向が生まれました。
全体の約2割程度がこの傾向の問題で占められています。
例文①
Q)Where is the new printer being installed?
A)The manager didn't approve that purchase.
例文②
Q)When will the concert begin?
A)It was cancelled.
ネガティブな選択肢とは「No, Not, Never」などの否定語だけとは限りません
上の問題のように「相手の質問を否定するようなパターン」はすべてこのタイプに当てはまります!
TOEIC Part2の正攻法
続いては『TOEIC Part2の正攻法』をご紹介していきます。
試験まで時間がまだある人は裏技的攻略法に頼るよりも、安定感のある正攻法で挑みましょう。
正攻法の対策術は英語レベルによってすべきことが異なるので、以下の2つに分けて紹介していきます。
正攻法
- TOEIC Part2の点数が8割未満の人
- TOEIC Part2の点数が8割以上の人
TOEIC Part2の点数が8割未満の人
まずは『現状TOEIC Part2の点数が8割未満の人』がすべき正攻法の対策術についてです。
この英語レベル帯の人におすすめの練習法は "ディクテーション" と "シャドーイング" を組み合わせたものです。
この練習法で使うリスニング音源は必ず「公式問題集」にしましょう。
公式問題集の音源の読み上げは本番のリスニングの読み手の人と同じなので、慣れという観点からも最適な選択です。
練習法の手順は以下の通りですので、参考にしてみてください。
ディクテーション + シャドーイング
- リスニング問題を通常通りに解く
- 正解不正解に関わらず、ディクテーションを行う
- ディクテーションが問題なければ次の問題へ行く
- ディクテーションで分からなかったものは、シャドーイングを行う
- 完璧に音源を真似できるようになるまで練習する
TOEIC Part2の点数が8割以上の人
続いては『現状TOEIC Part2の点数が8割以上の人』がすべき正攻法の対策術についてです。
Part2の得点がすでに8割を超えている人は、難化傾向の原因である「いじわる問題」を対策していく必要があります。
いじわる問題とは例えば以下の2つのような、質問と解答が上手くかみ合っていないような問題です。
特に2番目の例文に関しては、答えを見ても納得いく人はあまりいないと思います。
このパターンの解答のコツは "消去法で解いていく" ということです!
例文①
Q)Where is a key to the garage?
A)I don't work in this department.
例文②
Q)Do you usually use a laptop computer or a desktop computer?
A)Well, I travel a lot for work.
TOEIC Part2対策におすすめの参考書
最後に『TOEIC Part2対策におすすめの参考書』を2冊紹介させていただきます。
どちらの参考書を使っても上でご紹介した意地悪問題が多く載せられているので、練習にはうってつけだと思います。
おすすめの参考書
- TOEIC 精選模試 リスニング
- TOEIC パート1&2 特急 難化対策ドリル
TOEIC 精選模試 リスニング
まず1冊目にご紹介したいのが『TOEIC 精選模試 リスニング』です。
こちらの参考書は、本番で予想されるあらゆるタイプの問題を5回分の模試で完全網羅されているのが特徴です。
おすすめポイント
- すべての設問について、正解を導くための手順と考え方を丁寧に解説
- すべての設問に「正答率」が掲載され、本番でのスコアも予測できる
- スコアアップに直結する解答戦略と学習ポイントをアドバイスしたコラムも充実
TOEIC パート1&2 特急 難化対策ドリル
2冊目にご紹介するのが『TOEIC パート1&2 特急 難化対策ドリル』です。
非常に安価な参考書で、しかし問題数はかなり多く載せられているという特徴があります。
おすすめポイント
- 2016年5月のテスト改定によって難しい問題が増えたTOEIC Part2にしっかり対応
- コンパクトで持ち運びにも便利
まとめ
この記事では『TOEIC Part2の正攻法と裏技的攻略法』の2つをメインにご紹介していきました。
試験まで時間があるかどうかなどの要素で判断して、自分に合うテクニックを採用してみてください!
Part2 裏技的攻略法
- 疑問詞に則した選択肢を選ぶ
- ネガティブな選択肢を選ぶ
Part2 正攻法
- 点数が8割未満の人 ⇒ ディクテーションとシャドーイング
- 点数が8割以上の人 ⇒ いじわる問題に慣れる