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英検1級

英検1級の面接で使えるテクニック "誘導"【スピーキング対策】

2024年1月29日

使えるのは英検1級の面接のみのテクニック

「英検1級の2次面接、緊張するなぁ...」

今回はそんな方のために "英検1級のスピーキングで使えるテクニック" をご紹介していきたいと思います!

記事の内容

  • 2次試験の流れのおさらい

  • 過去の面接で "誘導" を使った例

  • 誘導のテクニックの使い方

記事の信頼性

自己紹介

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語・中国語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。

この記事でご紹介するテクニック "誘導" は、実際に私が英検の面接を通して得られたオリジナルのものです。

この技を利用することで、少しでも面接を自分にとって有利な展開に導くことができるようになります。

ぜひ最後まで読んで、本番でチャレンジしてみてください。

それではさっそく見ていきましょう!

2次試験の流れのおさらい

2次試験の流れ

まず初めは『英検1級の2次試験の流れ』を軽くおさらいしておきましょう。

2次試験の流れ

  • フリートーク

  • 2分間のスピーチ

  • 4分間のQ&A

今回焦点を当てるのは、③番の "4分間のQ&A" の時間です。

このQ&Aの特徴は、面接官が4分という制限時間内で出来うる限りの数の質問を受験者にしていくということです。

プラスしてその質問の内容は、受験者のおこなうスピーチやQ&Aの回答に沿ったものが問われていきます。

つまり『答える内容次第で、相手から来る質問を自分にとって有利なものに "誘導" できる』というわけです。

過去の面接で "誘導" を使った例

私が過去の面接で "誘導" を使った1例

次は過去の英検1級の面接で、実際に私がこのテクニックを使った1例をご紹介していきます。

私がスピーチで選んだトピックとスピーチの内容, Q&Aの返答を順々に載せていきます。

スピーチ

【選んだTOPIC】

今の子供たちが感じる社会的プレッシャーは、昔の子供たちが感じるものと比べてどうか

                  

【スピーチの内容】

  • SNSにより多くの人が他のユーザーの華やかな生活を目にする機会が多くなっていて、自分の生活もそうでなければというプレッシャーにつながる
  • 就職難により、いい職を手にするために学力向上などに昔よりも真剣にとりくまないといけない

Q&A(1)

【Q1】

SNSに関連してネットを使ったイジメについては、社会的プレッシャーを助長していると思いますか?(スピーチの理由①に沿った質問

                  

【回答】

ネットいじめは現実でのいじめよりも酷なものが多い。

例えば無断で画像がネットにさらされたりなどのいじめがある。

これらをなくすためにいろいろな制限を課せられたりすることが大きなプレッシャーになる。

Q&A(2)

【Q2】

少子化により就職の競争率が下がっているという見方もできるが、どうお考えですか?(スピーチの理由②に沿った質問

                  

【回答】

確かにそれは正しと思うが、AIやロボットが仕事を奪っているから就職難になっているという見方もある。

Q&A(3)

【Q3】

どうやってその問題に対処すべきだと思いますか?(Q2に沿った質問

                  

【回答】

AIは敵ではなく仲間だと意識することが重要だと思う。

私の働いている病院では実際に医師が診断にAIを使っているが、読影のサポートになっており評判がとても良い。

以上が私のスピーチのQ&Aセクションの回答です。

この回で与えられたスピーチの5つのトピックは私が苦手とする政治・経済のものばかりでした。

環境から教育~犯罪の分野など対策は万全にしてきましたが、残念ながら今回選んだトピックは練習では1度も考えたことのないものでした。

ですがスピーチの内容やQ&Aでの返答を「SNSやAI」といった得意な内容に無理やりつなげることで、面接官を上手く誘導しディスカッションパートを上手くやり遂げることができました。

誘導のテクニックの使い方

誘導のテクニックの使い方

では続いては実際に「どうやって "誘導" のテクニックを使っていくのか?」をご紹介していきます。

このテクニックを上手く使う上で最も重要なのが "オピニオンピースという意見のかけらを様々な分野に対して持っておく" ということです。

例えば教育の分野において "制服の是非" についてのオピニオンピースを持っていれば、少年犯罪のトピックが来た時に「制服着用の義務化が個性を奪っているおり、それが少年犯罪の増加につながる」とつなげることができるかもしれません。

もちろんこの理由に論理性なんてありませんです。

しかし英検は "英語力の有無" を確認する試験であり、知識力や思考力を問うものではありません。

何も話せなくて詰まってしまうくらいなら、論理性に多少欠けていても自分の意見を主張できるほうが面接官には好印象を与えられます。

『オピニオンピースの作り方について』さらに詳しい情報は以下の記事で紹介していますので、気になったらぜひ参考にしてみてください!

まとめ

まとめ

今回の記事では『英検1級の2次試験で使えるテクニック "誘導"』をご紹介していきました。

私はこの方法で1発で英検1級の合格を勝ち取りました。

本番での運次第と言われる面接ですが、少しでも自分の得意な流れに持っていけるようにぜひ活用してみてください!

ちなみにこのテクニックは、面接官の質問があらかじめ準備されている英検2級や準1級では使えません。

テクニック "誘導" の使い方

  1. 様々な分野において、オピニオンピース(意見の欠片)を用意しておく

  2. 本番のスピーチで、無理やりでもいいので用意していたオピニオンピースを使う

  3. 答えたことに対して質問されるQ&Aセクションで、自分の有利な流れに持ち込める

  • この記事を書いた人

Ryo

放射線技師・英語講師として働く30代です。

子持ち社会人でも、留学なしで英語が話せるようになれたプロセスをご紹介していきます。

【経歴】
元Native Campの講師
元赤ペン先生
元IDIYの英文添削講師

【放射線系の保有資格】
第1種放射線取扱主任者

【言語系の保有資格】
実用英語技能検定1級
TOEIC L&R 990点満点
日本医学英語検定試験3級
中国語検定試験4級

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