今回は「(Bというより) どちらかと言うとA」の意味を持つ「more of A than B」についての解説です。
「AやBには名詞以外にも形容詞などは使えるのか?」「可算名詞・不可算名詞どちらでもOKなのか?」
基本的な意味や使い方に加えて、こういった間違えやすいポイントを掘り下げてご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
それではさっそく見ていきましょう。
記事の内容
- 「more of A than B」の使い方・間違えやすいポイント
- 同じ意味を持つ似たフレーズ
記事の信頼性

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Contents
「more of A than B」の使い方・間違えやすいポイント

それではさっそく「more of A than B」の使い方・間違えやすいポイントについて確認していきましょう。
この構文は、すでにみなさんご存じかと思いますが「(Bというより) どちらかというとAだ」という意味で使われます。
比較対象が明らかな場合については、than B の部分は省略してもOKです。
A, B の部分には、可算名詞の単数形のみが使われるので間違えないようにしましょう。
形容詞や文章そのものを入れて同じ意味として使いたい場合は、この後に載せる違う表現が使われるので、そちらをご参照ください。
「more of A than B」を使った例文を以下に2つご紹介させていただきます。
例文
① He is more of an acquaintance than a friend.
彼は友達っていうより、ただの知り合いだ。
② The sculpture is more of a masterpiece than a mere work of art.
この彫刻は、単なる芸術作品というより傑作である。
形容詞や不可算名詞などを使う場合

続いては「more of A than B」で使えなかった "形容詞" や "不可算名詞" などを用いることができる別の構文を見ていきましょう。
今回は以下の3つをご紹介させていただきます。
その他似た構文
- more like A than B
- more A than B
- It's more like (or that) ...
more like A than B
まず1つ目の構文が『more like A than B』です。
意味は「more of A than B」と同様で、この表現も比較対象が明らかな場合は than B の部分は省略可能です。
A,B の部分には可算名詞の単数形・複数形が入るほかに、不可算名詞を使用することも可能な汎用性の高い構文です。
口語で非常によく使われるフレーズなので、ぜひ自分の中の表現リストに入れておきましょう。
例文
① This fabric feels more like silk than cotton.
この素材は、コットンというよりシルクの肌触りだ。
② The scent of roses in the garden is more like perfume than natural fragrance.
この庭のバラの香りは、自然な感じというより香水みたいだ。
more A than B
続いて2つ目の構文が『more A than B』です。
この表現も今まで紹介してきたものと意味は同じで「(Bというより) どちらかと言うとAだ」を表します。
ただ A, B に入る単語の品詞は形容詞なので、そこは間違えないようにしましょう。
例文
① The atmosphere in the room was more tense than relaxed.
この部屋の雰囲気は、落ち着ているというよりもピリピリしている。
② Her expression appeared more confused than enlightened.
彼女の表現は、見識があるというよりも混乱を招くもののように思えた。
It's more like (or that) ...
最後に3つ目の構文が『It's more like (or that) ...』です。
この表現は、前文で何かを否定した後に、自分の意見や主張を述べる際に使われます。
like, that どちらを使っても意味は同じですが、that を使用する方がよりキッパリと否定し自分の主張をアピールしている感覚が強いです。
以下に2つ例文を示すので、使い方の参考にしてみてください。
例文
① I wasn't seeking fame or recognition. It's more like I loved expressing myself through art.
名声や評価を求めていたわけじゃない。そんなことより、アートを通して自分を表現することがただ好きだったんだ。
② I wasn't focused on winning the race. It's more that I enjoyed the adrenaline rush of competing.
レースに勝つことは特に意識していなかった。むしろアドレナリン出まくりの競争を楽しんだ。
まとめ

この記事では、特に使われる品詞でミスの起きやすい "more of A than B" に焦点を当ててご紹介していきました。
それに合わせて今回ご紹介した、more of A than B に似た意味を持つ4つのフレーズは、どれも英会話で使いやすく英語力の幅を大きく広げてくれる表現ばかりです。
「かわいいというよりも綺麗」
日本語でもよく使われるフレーズだと思いますが、どの構文を使うのが正解でしょうか?
ぜひ自分自身で何度も例文を作り、マスターしておきましょう!