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【まるで直訳!?】日本語と英語で似てる共通の言い回し10選

共通する言い回し

長いこと英語を勉強していると「この英語表現って、日本語のまんまじゃん!」なんて経験をしたことが一度はあるかと思います。

私もそういった日本語と英語の類似表現に出会うたびに、まったく別の言語なのに案外共通することも多いんだと感じさせられてきました。

今回はそんなお互いの言語で共通する言い回しを、10選ご紹介していきたいと思います。

知らないフレーズがあるかどうか実力試しのためにも、ぜひ最後まで読んで確かめてみてください。

それではさっそく見ていきましょう!

記事の内容

  • 日本語と英語で共通の言い回し10選

  • 面白い英語表現を学べる参考書

記事の信頼性

自己紹介

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語・中国語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。

日本語と英語で共通の言い回し10選

医療現場でよく使われる英語表現11選

それではさっそく『日本語と英語で共通の言い回し』を見ていきましょう。

みなさんすでにお気づきだと思いますが、こういったお互いの言語で共通する表現は「ことわざ」に関するものが多いと言われています。

なので今回紹介するものも諺がメインとなりますが、その中でも日常で使いやすいものだけを厳選させていただきました。

There is no smoke without fire

まず最初のフレーズが『There is no smoke without fire』です。

日本語に訳すると "火のない所に煙は立たぬ" という諺ですが、英語でも日本語からの直訳のようにそのまま使用されていますね。

「まったく根拠がなければ、そこには噂は立たない」という意味のフレーズであり、以下の例を参考に英会話でも使ってみましょう。

例文

メディアは政治家をめぐるスキャンダルを報じた。それは火のないところに煙は立たないことを思い知らされるものだった。

The tip of the iceberg

続いて2つ目の英語表現が『The tip of the iceberg』です。

個人的にとても好きなフレーズで、日本語に訳すると "氷山の一角" を意味します。

「物事のごく一部分だけが表に現れている」ということを表しますが、英語でも日本語と同じようにサラッとつかえたらかっこいいですよね。

例文

監査はいくつかの問題を発見したが、それは氷山の一角に過ぎなかった。

Love is blind

続いて3つ目のフレーズが『Love is blind』です。

読んで字のごとく "愛は盲目" を意味します。

「恋は人を夢中にさせ、理性や常識を失わせるものだ」という意味が込められた表現で、日常会話でも比較的使いやすそうですね。

例文

彼女には彼の欠点が目に入らない、なぜなら恋は盲目だからだ。

Actions speak louder than words

続いて4つ目のフレーズが『Actions speak louder than words』です。

「行動は言葉よりも雄弁だ」「言葉ではなく行動で示しなさい」などと訳されますが、speak が比喩的に用いられている面白い英語表現ですね。

以下がその実際の使用例です。

例文

彼はただ謝るのではなく、行動で反省の意を示すことにした。

The grass is always greener on the other side of the fence

続いて5つ目のフレーズが『The grass is always greener on the other side of the fence』です。

少し長くて覚えづらいですが、日本語に訳すると "隣の芝は青い" を意味します。

green を形容詞として比較級で使っているのが面白い英語表現ですね。

例文

トムは『隣の芝は青い』ということに気づくまでは、友人は自分よりもより良い環境にいると思っていた。

Kill two birds with one stone

続いて6つ目のフレーズが『Kill two birds with one stone』です。

多くの記事や動画コンテンツで紹介されているがゆえに、日本人にとって一番有名な英語のことわざかもしれません。

意味は読んで字のごとく "一石二鳥" です。

「1つの行為から2つの利益を得る」という意味で使われることわざですね。

例文

お昼休みを使ってランニングすることにした。運動もできるし、用事も済ませられるし、まさに一石二鳥だ。

Oil and water

続いて7つ目のフレーズが "水と油" を意味する『Oil and water』です。

「水と油は互いに性質が合わず混ざり合わない」ことに由来する表現ですね。

例文

「2人の同僚は性格も仕事のスタイルもまったく異なり、まるで水と油のようで、会議では常に衝突していた。

Failure teaches success

続いて8つ目のフレーズが『Failure teaches success』です。

"失敗は成功のもと" を意味する表現で、直訳とまではいかないまでも、とても似ている言い回しですね。

同じ意味ですが『Failure is the stepping stone to success』という言い方も可能です。

「the stepping stone to ~」で「~への足掛かり」を表しています。

例文

試験に失敗した後、彼女は努力と忍耐の大切さに気づいた。彼女は失敗が成功を教えてくれることを理解した。

Strike while the iron is hot

続いて9つ目のフレーズが『Strike while the iron is hot』です。

意味は「鉄は熱いうちに打て」です。

strike という動詞には「ストライキする」という意味もありますが、メインは「打つ, たたく」です。

例文

オファーを受けた後、彼女は鉄は熱いうちに打てとばかりに交渉に臨んだ。

Mind is in another place

続いて10個目のフレーズが『Mind is in another place』です。

ことわざとは違いますが "心が別の場所にある" を意味する表現です。

「ごめん聞いてなかった」を英訳する際は「I was distracted」を使う人が多いと思いますが、案外こんなふうに直訳でも話せるもんなんですね。

例文

ミーティング中、サラの心は明らかに別の場所にあった。窓の外を見つめ続け、議論から完全に切り離されているようだった。

面白い英語表現を学べる参考書

面白い英語表現を学べる参考書

最後に上でご紹介したフレーズのような、普段の英語学習では出会わないような英語表現を学べる参考書をご紹介します。

それがAtsu英語から出版されているDistinctionシリーズです。

この参考書は、日本で英語学習を始めた著者のアツさんが海外就職を経験して感じた「日本で英語を学んでいてはなかなか出会わない」ようなリアルなフレーズをまとめた表現集になっています。

通常の参考書と比べ少し値段は張るものの、1冊1冊の満足度は他の単語帳にないほど高く、こういったフレーズを学ぶのが好きな人にはとてもオススメです。

詳しくは以下の記事でレビューしていますので、ぜひ興味があれば参考にしてみてください。

まとめ

まとめ

今回は『日本語と英語で共通する言い回し』を10個ご紹介していきました。

この他にも「面の皮が厚い」とは若干意味の違いがあるものの「have a thick skin:打たれ強い」など、日本語とリンクさせて覚えたほうが暗記しやすい表現というのは多々あります。

こういった類似表現を知るたびに、今までどうやって言うのか分からなかったフレーズも、案外そのまま訳しても伝わるんじゃないか?と思えるような安心感が得られますよね。

この記事に限らずこういった表現を自分なりにリスト化してみて、使いこなせるようにしていきましょう。

このブログではその他、英語に関する有益な情報を発信しています。

以下の記事では『物の位置やポジションに関する英語での言い方』をご紹介しています。

ぜひ併せて読んでみてください!

  • この記事を書いた人

Ryo

放射線技師・英語講師として働く30代です。

子持ち社会人でも、留学なしで英語が話せるようになれたプロセスをご紹介していきます。

【経歴】
元Native Campの講師
元赤ペン先生
元IDIYの英文添削講師

【放射線系の保有資格】
第1種放射線取扱主任者

【言語系の保有資格】
実用英語技能検定1級
TOEIC L&R 990点満点
日本医学英語検定試験3級
中国語検定試験4級

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