「英語学習に対してのモチベーションが上手く維持できない...」
社会人から独学で英語を学ぶ多くの方が抱える悩みですが、実はその原因と解決策は英語学習者に対して行われた数あるインタビューで明らかになっています。
そこでこの記事では、英語に対するモチベーションとの上手な付き合い方を英語を独学で学ぶ人にフォーカスしてお伝えしていきます。
私自身の留学なしで英検1級などの高難易度資格を取得するの経験も交えて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
記事の内容
- そもそもなぜ英語学習は難しい?
- 英語学習に対するモチベーションの維持
記事の信頼性
子育てをしながら社会人から、留学なしで英語・中国語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。
なぜそもそも英語学習は難しい?
みなさんは、学習言語の難易度がどのように決まるかご存じでしょうか?
一般的に学ぶ言語の難しさは、自身の母国語との類似性に依存していると言われています。
つまり、母国語との相違点が多いほど習得が困難な言語であり、逆に共通点が多いほど習得が容易だということです。
英語という言語は、日本語とは文法・単語・発音のすべての側面から見て完全に異なる言語であり、その難易度ゆえに学習継続が困難であるということですね。
総括として、まずここでは「日本人が英語を習得するのに時間がかかるのは当然だ」ということを理解しておきましょう。
ここを正しく認識しておくだけでも、英語学習に対する気持ちがだいぶ楽になります
英語学習に対するモチベーションの維持
続いては、そんな難しい英語学習に対するモチベーションの維持方法について紹介します。
私はこれまで数多くの英語学習者と接してきましたが、彼らの多くが「英語がペラペラになりたい」のような曖昧な長期目標を掲げて英語学習を継続していく傾向にあります。
こうした長期目標は、目標達成までの道のりが長く成果が曖昧になってしまうため、英語に対するモチベーションを維持するのが非常に困難です。
また、周りの人に対する見栄などから難しい学習法や教材に手を付けてしまい思うように英語力が伸びていかないというのも、英語学習を挫折してしまう大きな原因の一つです。
そこでこれらの状況を避けるために必要になるのが、以下の3つの対策です。
- 正しい学習法の選択
- 自分のレベルに合った教材の選択
- 短期目標の設定
正しい学習法の選択
まず1つ目の対策法が『正しい学習法の選択』です。
具体的には、自分と同じ環境で英語を学んできた方の学習法を学ぶのが最も適しています。
例えば、あなたが英語を独学で学んでいるなら、留学をして英語を学んだ方の英語学習法を参考にするのは少し遠回りになってしまいます。
"自分と近しい環境で英語を学び成功している人" を、YouTubeなりブログなりでまずは探してみましょう。
自分のレベルに合った教材の選択
続いて2つ目の対策法が『自分のレベルに合った教材の選択』です。
多くの社会人から英語を学ぶ方が学生時代に英語を学んでいた経験から、いきなりオンライン英会話に手を出してしまいがちです。
こういったチャレンジは、精神力に自信のある方なら多少強引に成功を掴み取ることができるかもしれませんが、多くの方にとっては成長がなかなか実感できずモチベーションの低下につながってしまいます。
英語学習には、英語力を順当に上げていくための適切なステップというものが存在します。
このブログでも英単語帳などの選び方など、さまざまな教材の選択法をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
短期目標の設定
最後に3つ目の対策法が『短期目標の設定』です。
特に私がオススメしたい短期目標が、TOEICや英検などの「英語資格試験の受験」です。
こういった目標は、高得点や合否などにより目標の達成状況が明確化されるのに加えて、取得した資格で周りから「英語ができる人」と評価されることより、英語へのさらなる意識向上につながります。
こういった短期目標の達成を繰り返すことにより、英語学習のキッカケとなった「英語がペラペラになりたい」などの長期目標を安定的に成し遂げることができます。
まとめ
この記事では『英語学習に対するモチベーションの維持方法』について紹介しました。
個人的にもやはりこの英語に対する学習意欲を保ち続けるというのが、英語の知識を使いこなすこと以上に難しい課題でした。
今回取り上げた3つの項目は、独学で英語学習を成功させたいならどれも必須の要素となります。
正しいモチベーションの維持方法が理解できたなら、次はどうやって英語を学ぶかを知る必要がありますね。
以下の書籍「忙しい社会人のための、独学英語学習ロードマップ」は、今回の情報も含め私が英語を学んできた過程の中で得た知識をすべて詰め込んだものとなります。
「効果のあった学習法」や「英語系の便利ツール」についても取り上げていますので、ぜひ同じ境遇で英語を学ぶ方は参考にしてみてください。