「英語初心者だけど洋書って挑戦できるかな...」
今回はそんな方に向けて "自分の英語レベルに合った洋書の選び方 + 正しい読み方" をご紹介していきます!
記事の内容
- 洋書をを途中で挫折してしまう原因
- 正しい洋書の見つけ方
- 正しい洋書の読み方
記事の信頼性
子育てをしながら社会人から、留学なしで英語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。
洋書の多読は英語力向上に大きな力を発揮する反面、選び方や読み方を誤れば挫折の原因にもなりかねない勉強法です。
必ずトライする前に、正しい洋書の検索方法などのテクニックを身に付けておく必要があります。
今回ご紹介する方法は実際に私も洋書の多読をする際に活用しているもので、そのおかげでリーディング力を着々と伸ばしてこれました。
気になる方は、ぜひ最後まで読んでいってください!
Contents
洋書を途中で挫折してしまう原因
まずは「なぜ洋書を読むのを途中で挫折してしまうのか?」その原因を見ていきましょう。
私の経験上、洋書多読を途中で諦めてしまう原因は以下の2つに大別されます。
挫折の原因
- 分からない英単語が多すぎるものを選んでいる
- 単純に内容が面白くないものを選んでいる
分からない英単語が多すぎるものを選んでいる
まずは『分からない単語が多すぎるものを選んでしまっている』パターンについてです。
例えば "自分の英語力に見合っていない洋書" や "医療や法律をテーマにした専門性の高い洋書" を選んでしまっていることが考えられます。
日本語の小説を選ぶような感覚で洋書を選ぶのは絶対にNGです。
もし英語学習を始めたばかりでまだまだリーディング力が足りないなら、ネイティブの幼稚園児が読むような本から始めるのも1つの選択です。
単純に内容が面白くないものを選んでいる
続いては『単純に内容が面白くないものを選んでしまっている』パターンについてです。
自分が興味のない分野の本を選ぶのも長続きしない1つの理由ですね。
選ぶ本の難易度を気にしつつも、その中で自分の興味の持てるものを選ぶのが重要です!
私はサスペンスや謎解き物が好きだったので、そのジャンルから簡単なものを最初は読んでいました
自分に合った洋書の見つけ方
続いては『正しい洋書の見つけ方』について見ていきましょう。
自分にあった洋書を見つけるために重要なのが『YL(読みやすさレベル)』を参考にすることです。
YLとは?
SSS英語多読研究会が日本人英語学習者向けに「本の読みやすさ」を表した指標
レベルが0.0~9.9 まで細分化されており、数字が低いほど読みやすい
私が洋書を読んできた経験から、以下のようなレベルを基準として自分に合った洋書を見つけることをオススメします。
- 英語の基礎を身に付けたという方はレベル2~3
- 英検2級くらいになるとレベル3~5
- 準1級でレベル4~6
- 1級でレベル5~
洋書を見つける手順
- まずはネットで「洋書 おすすめ」などと検索して興味のありそうなものをピックアップしましょう
※サイトによっては、おすすめの本ごとにYLが記載してある場合もあります - 次に無料サイトのSSS英語多読研究会の公式サイトでYLを調べてみて、自分に合っているかを判断しましょう
※サイトを開いたら、検索欄の書名のところに読みたい本を入れてみてYLを確認してください
洋書の正しい読み方
自分に合った洋書が選べたら次は『選んだ洋書を正しく読む方法』です。
いくら自分のレベルに合った洋書を上の方法で選んでも、1ページに何単語も知らないワードが出てくるということはよくあります。
そんな洋書を最後まで読み切るためのポイントは、以下の2つです。
最後まで読み切るためのポイント
- 何度も登場する単語や気になる単語だけ調べる
- 短期間で読み終わるようにする
何度も登場する単語や気になる単語だけ調べる
まず重要なのが『何度も登場する単語や気になる単語だけ調べる』ようにするということです。
洋書を読む際は細かな部分よりも、大まかな内容を掴んで最後まで読み進めるのが大切です。
こうすることで読むペースを一定に保つことができ、本に慣れていない人でも完読を目指すことが出来ます。
また、洋書を読む際は「Kindle」などの電子書籍リーダーを積極的に使っていきましょう。
Kindle の便利機能の1つ "知らない単語を長押しすると辞書機能自動で開く" を活用することで、さらに最後まで読み切る可能性を上げることができます。
短期間で読み終わるようにする
2つ目のポイントが『洋書は短期間で読み終わるようにする』ということです。
洋書は英語で読んでいる分、物語の細かい部分の内容がつかみきれません。
そんなあやふやな理解のまま期間を空けて読んでしまうと、前に読んだ部分が分からなくなってしまいます。
そうなると "つまらなくなって読むのをやめてしまう" という流れになってしまいますね。
間を開けても最高で2日程度にとどめておくのをオススメします
まとめ
今回の記事では『英語初心者でもできる正しい洋書の選び方・読み方』についてご紹介していきました。
この方法なら本嫌いな人でも洋書の多読に積極的にチャレンジしていけると思います。
私と同じように "本を読むのが苦手だけど多読で英語力を伸ばしたい" という人には、ぜひ実践していただきたいです。
なかなか自分に合った洋書が見つけられない人は、以下の記事も参考にしてみてください!