「医英検3級のリーディングってどんな感じなんだろう...」
今回はそんな方に向けて "医英検 リーディングパートの詳細と攻略法" についてご紹介していきます!
記事の内容
- 医英検3級のリーディング 概要
- 必要な参考書
- 各パートの特徴と攻略法
記事の信頼性

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。
この記事を読めば「医英検3級のリーディングを突破するために何をすればいいのか?」が明確になります。
問題集の分析・実際に試験を受けた結果から「問題の特徴」や「攻略法」など、分かったことを共有していきたいと思います。
それではさっそく見ていきましょう!
Contents
医英検3級のリーディング 概要

ではさっそく『医英検3級 リーディングパートの概要』についてをご紹介していきます。
まずは医英検3級 リーディングの難易度についてですが、レベル的には英検2級くらいだと個人的には思います。
ただ医療英単語や医学知識を必要とする問題が多く、その部分の対策は必須になります。
試験時間は90分と多めに取られているので、ほとんどの人は時間内に解き終わることができると思います。
試験時間 | 90分 |
総問題数 | 66問 |
合格基準の目安 | 7割(47問)正解が1つの目安 |
リーディング対策に必要な参考書

続いては『医英検のリーディングパート攻略のために必要な参考書』をご紹介していきます。
私が実際に使用した、以下の3冊の参考書についてを共有していきます。
必要な参考書
- 日本医学英語検定試験3級・4級
- 1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい
- 医歯薬系 入試によく出る英単語
日本医学英語検定試験3級・4級

まず1冊目にご紹介するのが『日本医学英語検定試験3級・4級』です。
こちらの参考書は、医英検主催の日本医学英語教育学会から出版された公式問題集です。
試験当日に問題用紙が回収される医英検では、現時点ではこの参考書で問題形式の対策をしていくしかありません!
特徴
- 3級・4級の過去問から作られた模擬試験が載せられている
- 巻末に試験に必要な医療英単語集が載せられている
1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい

2冊目にご紹介するのが『1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい』です。
こちらの参考書は、医療英単語を専門に載せた単語帳ですね。
これも1冊目に紹介した単語帳と同じく、医英検を受けるなら必須の参考書です。
医英検専門の単語帳が出ていないからこそ、これを代替品として使いましょう。
特徴
- 医療英単語の効率的な覚え方である『語源に注目して覚える』が実践されている
- 繰り返し同じ単語が出てきて、1周するだけでもかなり覚えられる
医歯薬系 入試によく出る英単語

最後に、医療英単語の基礎知識に自信がない人におすすめな1冊をご紹介します。
それが『医歯薬系 入試によく出る英単語』です。
こちらは医療系の大学を受ける人にとっては、有名な参考書かもしれませんね。
専門的な医療英単語ではなく「処置、症例」などの基本的なものがまとめられています。
特徴
- 医英検を受ける前段階として必要な基本的な英単語が収録されている
- 医療の内容の長文を読みながら覚えていけるスタイル
リーディングの各パートの特徴と攻略法

それではここから『リーディングの各パートの特徴と攻略法』について見ていきましょう。
出題される問題ごとの特徴から、リーディングは全部で7つのパートに分けられています。
受ける年により問題数は前後する可能性があるそうです。
リーディングの7パート
- 単語の定義を選択:約10問
- 説明文に合う単語を選択:約5問
- 説明文に合う医療略語を選択:約5問
- 文章の中の()に合う単語を選択:約10問
- 図や写真に合った説明をしている文章を選択:約5問
- 短い会話文の内容に合ったものを選択:約10問
- 長文の内容に合ったものを選択:約20問
単語の定義を選択:約10問
まず1番目のパートは『単語の定義を選ぶ問題』です。
このパート攻略で必要なのは "接頭辞・接尾辞についての理解" です。
「broncho -」や「- cele」が何を意味するのか分かれば、ほとんどの問題については答えることが可能です。
『1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい』を覚えれば、このパートは9割程度の正解率は目指せるでしょう。
ただし「ダウン症は21番目の染色体異常」などの、基礎的な医療知識がないと解けない問題も稀にあります。
例題
[ aphasia ]
(a) congenital absence of arms
(b) congenital absence of the brain
(c) inability to coordinate muscle activity
(d) inability to use or comprehend words
説明文に合う単語を選択:約5問
続いて2番目のパートが『説明文に合う単語を選ぶ問題』です。
このパートも必要なのは "接頭辞・接尾辞についての理解" です。
下の例題を見ていただくと「麻痺 = -plegia」ということを知っていれば、他の選択肢が理解できなくても解けますね。
このパートも『1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい』を使えば、ほぼすべての問題に正答可能ですね。
問題文に「respiratory」とあれば、意味が近い「ventilation」を持つ選択肢が正解っぽいなど、柔軟な発想を持つことも重要です!
例題
[ paralysis of all four limbs ]
(a) quadrigeminum
(b) quadriplegia
(c) quadripolar
(d) quadrisect
説明文に合う医療略語を選択:約5問
3番目のパートが『説明文に合う医療略語を選ぶ問題』です。
このパートは5問構成ですが、個人的にはリーディング一番の難所だと思います。
すべてを覚えるのは大変なので、『日本医学英語検定試験3級・4級』の巻末にある単語集から、いくつか専門的すぎないものだけを選んで暗記するのが得策です。
ただ問題によっては、例えば「coronary artery」と説明があれば「CA」が付く選択肢が正解になりそう...などの方法で推測可能なものもあります。
例題
[ living will indicating refusal to be resuscitated ]
(a) DMA
(b) DMSA
(c) DNA
(d) DNR
文章の中の()に合う単語を選択:約10問
4番目のパートが『文章の中の()に合う単語を選ぶ問題』です。
このパートは "基本的な医学知識+医学英単語知識" を必要とします。
『医歯薬系 入試によく出る英単語』や『日本医学英語検定試験3級・4級』の巻末にある単語集を使って対策しましょう。
下の例題だと「glucose:ブドウ糖」から「Diabetes:糖尿病」が正解だと判断できますね。
例題
[ () is a disease in which blood glucose levels are too high. ]
(a) Dementia
(b) Diabetes
(c) Hyperlipemia
(d) Hypoglycemia
図や写真に合った説明をしている文章を選択:約5問
5番目のパートが『図や写真に合った説明をしている文章を選ぶ問題』です。
このパートは、より詳しい医学知識がないと解けないものが多いですね。
普段からレントゲンや遠心分離・透析などの流れを知っていないと、英語が読めても解けないということが多々あります。
自分と関係のない分野が出てきたら諦めてしまっていいと思います。
短い会話文の内容に合ったものを選択:約10問
6番目のパートが『短い会話文の内容に合ったものを選ぶ問題』です。
このパートは、基本的に文章中に答えがある or 文章から推測で答えがわかるようになっています。
時折、基本的な医学知識が必要になる問題もありますが、それほど専門的ではありません。
『医歯薬系 入試によく出る英単語』や『日本医学英語検定試験3級・4級』で基本の英単語を補強しておきましょう。
長文の内容に合ったものを選択:約20問
最後に7番目のパートが『長文の内容に合ったものを選ぶ問題』です。
約100 ~ 200 wordsの長文なので、読む負担はそこまで大きくありません。
またこのパートも、基本的には本文から答えが導き出せるようになっています。
ただ正解の選択肢は本文の言い換えになっているケースが多いので、注意して読みましょう!
「設問を先に読んで...」など効率性を図るために英検などで利用されるテクニックは、本試験では試験時間自体が長いので、必要がないと個人的には思います。
まとめ

この記事では『医英検のリーディングパートの詳細と攻略法』をご紹介していきました。
試験自体がとても長いので、冷静に落ち着いて解くことをおすすめします。
まずは参考書を集めるところからですが、この試験は正直『1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい』なしでは突破は不可能です。
ここだけは確実に仕上げてから本番に臨むようにしてください!
医英検3級 リーディング
- 基本的な医学知識を必要とする問題が多々ある
- 前半のパートは医療英単語を知らないとほとんどの問題は無理
- 後半のパートは英文が読めれば解ける問題がほとんど