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医英検

医英検は受ける価値がある試験?【メリット・デメリット】

2023年5月31日

医英検

「医英検って受ける意味あるのかな...」

今回はそんな方のために "医英検を受けるメリットどデメリット" についてご紹介していきます!

記事の内容

  • 医英検のデメリット

  • 医英検のメリット

  • 医英検は受ける価値がある?【結論】

記事の信頼性

自己紹介

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。

この記事を読めば『医英検のメリットとデメリット』について把握することができます。

これまでいくつも英語系の試験を受けてきた私なりの視点で、今後の医英検の伸びを予測していきます。

医療英語を学びたいけど、この試験を本当に受けるべきなのか悩んでいる人はぜひ最後まで読んでみてください。

それではさっそく見ていきましょう!

医英検のデメリット

医英検のデメリット

まずは『医英検のデメリット』についてお話ししていきます。

私が思う現時点での医英検の問題点は、大きく分けて3つあります。

医英検のデメリット

  • 各級の開催が年1回のみ

  • 試験に関する教材や情報が少ない

  • 2級・1級のハードルが高すぎる

各級の開催が年1回のみ

まず最初に問題となるのが『医英検の試験開催が年1回のみ』であることです。

つまりチャンスが少なすぎるということですね。

1度落ちてしまうと次のチャンスは1年後...

そんな試験のためにモチベーションを保てる人がどこにいるでしょうか?

これでは総受験者数の増加は今後もあまり見込めないでしょう。

つまり "資格を取っても価値があまりつかない" ということですね。

Ryo

まだまだ小規模な試験なので仕方ないですが、ここを改善するとよりポピュラーな試験になっていくと思います!

試験に関する教材や情報が少ない

次の問題点が『試験に関する出回っている情報が少ない』ということです。

対策本として使える教材や問題が現状少なく、これも受験者数が伸びない原因の1つとして考えていいでしょう。

特に2級・1級に関しては公式ページの情報がすべてであり、ほとんど謎に満ちています。

Ryo

少なくとも4級・3級に関しては試験後の答案回収をやめて、試験の概要をもっと明るみに出すべきですね

2級・1級のハードルが高すぎる

最後の問題点が『2級・1級のハードルが高すぎる』ということです。

2級では、3級までにない難易度の高いスピーキングとライティングの項目があります。

試験内容についてもそうですが、1級はもっと凶悪です。

なぜなら1級に関しては、合格後の学会への参加・学会日の納入・5年ごとに更新が必要で更新費の納入などをしなければいけません。

最終目標である1級がこれでは、医英検自体を受けたいと思う人の数が増えないのは明白です。

Ryo

学会の発展のためと銘打っていますが、逆効果になってしまっているような気がします

医英検のメリット

医英検のメリット

ここまで悪い点ばかり述べてきましたが、次は『医英検が優れている点』についてお話していきます。

私が思う医英検のメリットは、以下の2つです。

医英検のメリット

  • 目標が明確化することができる

  • 臨床現場に沿った内容の問題で構成されている

目標が明確化することができる

まず1つ目のメリットが『目標を明確化できる』ということです。

これは医英検に限らず試験全体に対して言えることですが、語学を取得する際に重要なのが "小目標" を掲げることです。

目標なしで学習を続けても自分の実力が確認できず、やる気だけ失っていきます。

医療英語というぼやけたものを身に付けるためには、目標を持ちやることを明確化するのがとても重要ですね。

なので医療英語に関する試験が少ない現状、この点で価値は十分あると思います!

臨床現場に沿った内容の問題で構成されている

2つ目のメリットが『臨床現場に沿った内容の問題が使われている』ということです。

つまり通常の英語試験と大きく差別化できているということですね!

級によってそれぞれ役立つ場面が異なってきますが、特に3級に関しては実際の現場で働いている人におすすめです。

3級のリスニングでは患者と医療従事者のやり取りなど、臨床現場に寄り添った内容のもので構成されています。

医英検は受ける価値がある?【結論】

医英検は受ける価値がある?【結論】

ここまで『医英検のメリットとデメリット』について見てきました。

最後に総評として「医英検は受ける価値があるのか?」について、私なりに意見をまとめていきます。

医英検は受ける価値がある?

  • 医療英語初心者にとって目標を明確化するために、臨床現場でも役立つリスニング付きの医英検3級は有用な試験

  • 2級・1級に関しては出回っている情報が少なく、わざわざ医療英語力を伸ばすために受けるのは非効率

  • 資格としての証明力もまだ弱く特別な事情がない限り、3級を受けるだけで十分

まとめ

まとめ

今回の記事では『医英検のメリット・デメリット』についてお話ししていきました。

医療英語に関する試験が少ない中でわりと新しく出来たこの試験、今後のよりよい改善と発展を期待しましょう!

このブログではその他、医英検3級に関する記事を多くご紹介しています。

 

  • この記事を書いた人

Ryo

放射線技師・英語講師として働く30代です。

子持ち社会人でも、留学なしで英語が話せるようになれたプロセスをご紹介していきます。

【経歴】
元Native Campの講師
元赤ペン先生
元IDIYの英文添削講師

【放射線系の保有資格】
第1種放射線取扱主任者

【言語系の保有資格】
実用英語技能検定1級
TOEIC L&R 990点満点
日本医学英語検定試験3級
中国語検定試験4級

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