今回の記事では、放射線技師なら知ってて当然の英語表現を箇条書き形式で紹介していきます。
まずはパート1として、基礎の基礎を学んでいきましょう。
患者さんとの英会話中や、英語論文を読む際の知識として身に付けておいて損はありません!
記事の内容
- モダリティの名前
- 紛らわしいRadio-系の単語
- 放射線の種類
- 放射線で使われる単位
記事の信頼性
子育てをしながら社会人から、留学なしで英語・中国語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。
モダリティの名前
まずは基礎の基礎である各モダリティの名前をご紹介します。
ここで紹介する呼び名以外にも、現実には様々なの呼ばれ方をしています。
可算や不可算についても、用いる際の考え方によっていろいろな使われ方をします。
例えば「X-ray imaging, CT scans, MRIs...」のようにです。
なので実際に使う際などには、そこは年頭に置いておきましょう!
- 一般撮影:X-ray, Plain X-ray
- CT:CT
- MRI:MRI
- 透視:Fluoroscopy
- アンギオ:Interventional Radiology
- マンモ:Mammography
- 超音波:Ultrasound, Sonography
- 骨密度:Bone Density
- 核医学:Nuclear Medicine
- 放射線治療:Radiation Therapy, Radiotherapy
紛らわしいRadio-系の単語
次は紛らわしい Radio- 系統の単語をまとめていきましょう。
今回は特に混乱する5つをピックアップさせていただきました。
放射線技師に関しては特に他にいくつも言い方がありますが、ここでは2つだけ紹介します。
- 放射線技師:Radiographer, Radiologic technologist
- 放射線科医:Radiologist
- 放射線医学:Radiology
- X線撮影技術 / 撮影法:Radiography
- X線写真:Radiograph
放射線の種類
次は放射線の種類が英語で言えるようにしていきましょう。
語尾の rays は種類によって particles, beams, radiation などが代わりに使われることもあります。
- X線:X-rays
- ガンマ線:Gamma rays
- α線:Alpha rays
- β線:Beta rays
- 中性子 (線):Neutrons
- 陽子 (線):Protons
- 電子 (線):Electrons
- 陽電子 (線):Positrons
放射線で使われる単位
最後に放射線の領域でよく使われる単位の言い方を見ていきましょう。
ちなみに単位は英語で unit と言います。
- ベクレル:Becquerel (Bq)
- キュリー:Curie (Ci)
- グレイ:Gray (Gy)
- シーベルト:Sievert (Sv)
まとめ
この記事では『全放射線技師が知っておいてほしい英語の専門用語』を基礎編として共有していきました。
可算名詞・不可算名詞として使われるかどうかは、 "YouGlish" などを使って自分で調べることをおすすめします。
余談ではありますが、このたび放射線技師向けに、CT検査にて英語での患者対応を上手くこなすための書籍を販売開始させていただきました。
巻末には、放射線技師なら知っておきたい用語集も多数収録していますので、ぜひ一度以下のリンクからチェックしてみてください。