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医療英語

【基礎編】医療現場でよく使われる英語の医療用語11選

2024年4月18日

医療英単語11選

「医療業界に就職したけど、知らない英単語ばっかり使われている...」

今回はそんな方のために、医療現場でよく使われる英語表現を11個ご紹介していきます。

どの表現も医療従事者の職業関係なく、全体的によく使われるものを厳選しましたので、ぜひ最後までご覧ください。

それではさっそく見ていきましょう!

記事の内容

  • 医療現場でよく使われる英語表現11選

  • 医療英単語を学ぶオススメの参考書

記事の信頼性

自己紹介

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語・中国語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。

医療現場でよく使われる英語表現11選

医療現場でよく使われる英語表現11選

それではさっそく医療現場でよく使われる英語表現を、基礎編として11個見ていきましょう。

はたして自分が何個すでに知っていたか?確認してみてくださいね!

Patient Assessment

まず最初のフレーズが『Patient Assesment』です。

日本語訳としては「患者評価」で、医療従事者が患者の状態や症状を評価するプロセスのことを意味します。

例文

医師は、根本的な健康問題を特定するため、包括的な患者評価を行った。

Vital Signs

続いて2つ目のフレーズが『Vital Sings』です。

医療現場でよく使われるワードで、日本語訳はそのまま「バイタルサイン」でOKです。

体温や脈拍など、体の機能や総合的な健康状態を知るための指標のことを言います。

例文

看護師は、患者の体温・脈拍・呼吸数・血圧などのバイタルサインを記録した。

Medical History

3つ目のフレーズが『Medical History』です。

日本語訳としては「病歴」で、患者さんの過去の病気・手術・薬・アレルギー・家族歴などの情報を指します。

「Past Medical History:既往歴」「Past Surgical History:手術歴」「Family History:家族歴」などの言い方もありますが、どれも history を使う点では同じですね。

例文

看護師は、患者さんの過去の健康状態を知るために、治療を行う前に病歴を確認した。

Chief Complaint

4つ目のフレーズが『Chief Complaint』です。

日本語訳としては「主訴」で、患者さんが医療機関を受診した主な理由 (主症状または懸念事項) のことを指します。

例文

この患者の主訴は胸痛であったため、心臓に問題があるのではないかとさらに調査を進めた。

Physical Examination

5つ目のフレーズが『Physical Examination』です。

日本語訳としては「身体検査」で、視診(目で見て診断する)・ 触診(触れて診断する)・聴診(聴診器で心臓の音や腹部の音を聴いて診断する)などによる診断法を総合してこう呼びます。

例文

身体検査では、医師が腹部を触診し、圧痛や腫瘤の徴候がないかチェックする。

Inpatient

続いて6つ目のフレーズが『Inpatient』です。

日本語訳としては「入院患者」で、外来患者は「Outpatient」と呼ばれます。

ちなみにこれらワードとよく一緒に使われる英語表現に「病棟:ward」もあるので以下の例文で確認しておきましょう。

例文

この病院は、入院患者と外来患者で分けられた病棟がある。

Medication Administration

続いて7つ目のフレーズが「薬剤投与」を意味する『Medication Administration』です。

administer という単語は「管理する」の意味で有名な英単語ですが、医療現場では「投与する」の意味でよく使われます。

例文

看護師は患者に投薬する前に、投薬指示をダブルチェックした。

Primary Care Physician

続いて8つ目のフレーズが「主治医」を意味する『Primary Care Physician』です。

ちなみに専門医は「Specialist」と呼ばれますので、ぜひセットで覚えておきましょう。

例文

患者の主治医は、さらなる評価のために専門医を紹介した。

Biopsy

続いて9つ目のフレーズが「生検」を意味する『Biopsy』です。

癌やその他の病気を診断するため、体内の組織や細胞を少量採取することを指す際に使われますね。

よく一緒に使われる英単語として「Specimen:標本」がありますので、ぜひセットで覚えておきましょう。

例文

病理医が生検標本を分析し、悪性細胞の存在を確認した。

Anesthesia

続いて10個目のフレーズが「麻酔」を意味する『Anesthesia』です。

ちなみに全身麻酔なら「General Anesthesia」、局所麻酔なら「Local Anesthesia」と呼ばれます。

例文

手術前に麻酔科医が患者に全身麻酔をかけた。

Malignant Tumor

最後に11個目のフレーズが「悪性腫瘍」を意味する『Malignant Tumor』です。

ちなみに良性腫瘍は英語で「Benign Tumor」と呼ばれ、発音は Benign (ビナイン) なので間違えないように気をつけましょう。

例文

「良性腫瘍は周囲の組織に浸潤しないが、悪性腫瘍は浸潤して体の他の部分に転移することがある。

医療英単語を学ぶオススメの参考書

医療英単語を学ぶオススメの参考書

続いては、こういった医療英単語を学ぶためのオススメの参考書を2冊ご紹介していきます。

実際に私が使用してきた中で良いと思った2冊なので、ぜひ医療英語に興味のある方は参考にしてみてください。

1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい

1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい

まず1冊目にオススメな参考書が『1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい』です。

こちらは "医療英単語は 語源で覚える" ということをコンセプトに売り出している、医療英単語を専門に載せた単語帳です。

今まで使ってきたどの英単語帳よりも効率的に暗記ができると使っていて体感できました。

載せられている医療英単語の種類としては「dermatitis:皮膚炎」など、少し専門性の高いものが主になります。

おすすめポイント

  • 医療英単語の効率的な覚え方である "語源に注目して覚える" が実践されている

  • 繰り返し同じ単語が出てきて、1周するだけでもかなり覚えられる

医歯薬系 入試によく出る英単語

医歯薬系英単語

続いて2つ目にご紹介したい参考書が『医歯薬系 入試によく出る英単語』です。

こちらは医療系の大学を受ける人にとっては、すでに有名かもしれません。

専門的な医療英単語ではなく「処置、症例」などの基本的なものがまとめられてるので、基礎医療英語に自信のない人は使ってみてください。

おすすめポイント

  • 全医療従事者に必要な、基本的な医療英単語が収録されている

  • 医療に関しての長文を読みながら覚えていけるスタイルの単語帳

まとめ

まとめ

この記事では、医療現場で頻繁に使われる基本的な医療英単語を11個ご紹介していきました。

どの医療従事者でも知っていて損はない初歩的なワードなので、ぜひこの機会に知らなかった人は押さえておきましょう。

この記事ではその他、医療英語に関する有用な情報を発信しています。

以下の記事では『少し発展した専門的な医療英語を簡単に覚えられる方法』をご紹介しています。

興味があれば、併せてチェックしてみてください!

  • この記事を書いた人

Ryo

放射線技師・英語講師として働く30代です。

子持ち社会人でも、留学なしで英語が話せるようになれたプロセスをご紹介していきます。

【経歴】
元Native Campの講師
元赤ペン先生
元IDIYの英文添削講師

【放射線系の保有資格】
第1種放射線取扱主任者

【言語系の保有資格】
実用英語技能検定1級
TOEIC L&R 990点満点
日本医学英語検定試験3級
中国語検定試験4級

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