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英語学習のノウハウ

社会人から独学で英語学習をする人向け【ロードマップ完全版】

2022年11月21日

英語学習のロードマップ

「社会人から独学で英語って出来るようになるのかな...」

今回はそんな方に向けて "留学なしで英語を学ぶ人のためのロードマップ" を分かりやすくご紹介していきます!

記事の内容

  • 英語学習のロードマップ

  • 各段階での学習方法

  • おまけ:英語試験の活用

記事の信頼性

自己紹介

子育てをしながら社会人から、留学なしで英語を身に付けてきたプロセスをシェアしています。

今回ご紹介する英語学習のロードマップは、私が社会人から独学で英検1級まで到達した勉強法を分かりやすくまとめたものです。

「勉強時間が確保できない...」などの悩みを持つ人は、ぜひ効率的な英語学習のためにも、この記事をご参考にしてみてください。

それではさっそく見ていきましょう!

英語学習のロードマップ

英語学習の流れ

ではさっそく『英語学習のロードマップ』を見ていきましょう。

英語学習というのは画像のように『超基礎~基礎~応用~超応用』の4つの流れで構成されています。

この4つの段階を順番に攻略していくことで、無理なく効率よく英語レベルを高めることが可能になっています。

Ryo

「文法が出来上がってないのにリスニングの学習を始める...」とかは絶対ダメです!

超基礎【単語・文法・発音

超基礎【単語・文法・発音】

まずは英語学習の最初の一歩である『超基礎』について見ていきましょう。

英語の超基礎はすでに紹介したように、以下の3つ要素で構成されています。

超基礎の3要素

  1. 単語

  2. 文法

  3. 発音

なぜこの3つが基礎要素と呼ばれるのか?

それは...すべての英文は "単語が文法というルールの上で並べられいるもの" だからです。

そこに発音という音の要素を加えることで、リスニングやスピーキングが成り立っています。

つまり「単語・文法・発音」はどの英語スキルにも絡んでくる基礎部分になるということですね。

「発音・文法学習」については「単語学習」と比べてやるべき量が限られているので、真っ先に済ませてしまうことをおすすめします!

Ryo

私の場合は、英語力ゼロから超基礎を作るためにはおおよそ半年かかりました

基礎・応用【4技能】

基礎・応用【4技能】

超基礎学習で英語力の土台を作り終えたら、次は4技能学習の開始です。

英語の4技能とは "リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング" のことですね。

れらスキルの学習を進めていく上で重要なのが『基礎と応用』の2つのパートに分けて考えることです。

各スキルの具体的な学習方法に入る前に、まずは4技能の関係性について見ておきましょう!

4技能の関係性

4技能の関係性

4技能の中で「リーディング・リスニング」は受動的な技術で、インプットと呼ばれるグループに属します。

逆に「ライティング・スピーキング」は能動的な技術で、アウトプットのグループです。

リスニングはリーディングよりも音の知覚を必要とするため、より高度な技術が求められます。

スピーキングもライティングに発音と瞬発力という要素が必要となるため、より難度の高い技術に必要になります。

そしてこの4つの技術は個別に存在しているわけではなく、それぞれ密接なつながりを持っています。

Ryo

私のケースでは英語学習を開始して3年目で英会話に初チャレンジ、それまでの学習のおかげである程度最初から話せる状態になっていました

リーディング上達の流れ

リーディング上達の流れ

4技能の関係性が分かったところでまず最初は『リーディングの学習方法』について見ていきましょう。

リーディング学習を進めていく中で最も意識しなければいけないのが "精読と多読のバランス" です。

精読と多読のバランスを英語レベルに合わせてグラデーションのように変えていくことが、リーディングを伸ばす1番の秘訣になります。

英語初学者は『 9 : 1 = 精読 : 多読 』から始め、徐々に英語レベルの上昇に合わせて多読を増やしていきましょう!

リーディングの教材選び

精読・多読の学習で重要になるのが「どの教材を使っていくか?」です。

使用する教材は以下のポイントを意識して選びましょう。

精読・多読の教材選びのポイント

  • 精読 : 自分の英語レベルより少し難しい英文

  • 多読 : 自分の英語レベルより少し簡単な英文

精読は超基礎で学んだ文法知識を、難しい英文を使って時間をかけて実践に落とし込んでいくのが目的です。

逆に多読をする目的は簡単な英文をたくさん読むことで、精読で身に付けた技術にさらに慣れることです。

精読教材選びでおすすめしたいのが「英語の試験」を活用することです!

特に英検は難易度が級として分かれているので、自分の英語レベルに合わせて教材の難易度が選択できるという点が精読の教材にピッタリです。

対して多読教材選びでおすすめしたいのが「洋書」を使用することです!

洋書は楽しみながら飽きることなく多くの英文に触れることができるので、多読に最適です。

リスニング上達の流れ

リスニング上達の流れ

次は『リスニングの学習方法』を見ていきましょう。

リスニング学習を進めていく中で最も意識しなければいけないのが "精聴と多聴のバランス" です!

同じインプットグループに属するリーディングと一緒ですね。

しかしリスニングは、上で述べた通りリーディングよりも難度の高い技術になります。

なぜなら読まれる英文に合わせて意味を理解するのに加え、音も正しく知覚する必要があるからです。

そこで精聴の出番です!

精聴で細かい音の変化まで聞き取れるようにすることで、英語が聞き取れる耳を作っていきましょう。

リスニングの教材選び

精聴・多聴の学習で重要になるのが「どの教材を使っていくか?」です。

使用する教材は以下のポイントを意識して選びましょう。

精聴・多聴の教材選びのポイント

  • 精聴 : 自分の英語レベルより少し難しい英文

  • 多聴 : 自分の英語レベルより少し簡単な英文

精聴で使う教材選びでおすすめしたいのが「英語試験」を活用することです!

リーディングの時同様に、英検は級別になっており特に適した素材を選びやすいのが一番の理由です。

対して多聴学習で使う教材選びでおすすめしたいのが「YouTube」を使うことです!

特におすすめしたいYouTubeチャンネルが、動画を通して英語を教えているネイティブのものです。

英語学習者に合わせて話すスピードを抑えてくれているので、ネイティブの英語に挫折することなく触れられる最高の多聴素材だと思います。

ライティング上達の流れ

ライティング上達の流れ

次に『ライティングの学習方法』について見ていきましょう。

ライティング学習の基礎作りとしてまず大事なのが「型やルールを身に付ける」ことです。

自分が受ける試験や書く論文の種類によってお決まりの型が必ず存在しているので、まずは確認です。

型やルールを覚えたら自分で英文を書く作業に移っていきます。

ここで重要なのが、すでにある文章から使えそうな部分をコピーして使っていくことです。

英語にはコロケーションといって、自然な語彙同士の組み合わせが存在します。

これらを無視していては、いつまでたってもいい文章を書くことができません。

Ryo

すでに完成されたものを真似する方法こそが、ナチュラルな文章が書けるようになる一番の近道です

スピーキング上達の流れ

スピーキング上達の流れ

最後に『スピーキングの学習方法』について見ていきましょう。

スピーキングの基礎を作るために重要なのが「瞬間英作文」です。

日本語文を見て瞬間的に英文を作る練習をして、頭の中に英語を話す回路を作っていくことが目的です。

これをオンライン英会話の前の基礎作りとして行うことで、ストレスなく英会話を楽しめるようになります。


瞬間英作文で基礎を作り終えたら「オンライン英会話」で実戦形式の練習に入ります。

オンライン英会話の目的は、瞬間英作文で補えない "瞬発力" を身につけることです。

ここで気を付けたいのが、オンライン英会話サービスの選び方です。

選び方のコツは「どうやって普段おこなう英会話に対する精神的負担を減らしていくか?」です。

以下の記事では、私が思う "1番途中で挫折する可能性が低いオンライン英会話サービス" をご紹介しています!

超応用【専門分野の英語学習

超応用【専門分野の英語学習】

最後のステップとして『専門分野の英語学習』があります。

言い換えれば "医療, 法律などに関連した英語学習" のことですね。

専門分野の英語学習でもやることは基本的に同じです。

まずは基礎学習として単語学習をおこない、その後に自分の強めたい技能に力を入れて学習していきます。

私と同じように医療英語を学習している人には、以下の記事がおすすめです!

おまけ:英語試験の活用

おまけ:英語試験の活用

最後におまけとして『英語試験の存在意義』について書いていきます。

上でも何回かご紹介してきたように、英語試験は英語学習者に大きなメリットをもたらしてくれます。

特に独学で英語を勉強している人にとっては、以下の3つの理由からとても重要な要素になってきます。

英語試験の存在意義

  • 自分の英語力を測る基準になる

  • モチベーションを保つ役割

  • すばやく英語力を証明できる

私が特におすすめする英語試験は『TOEICと英検』です!

TOEICは日本国内では最も高く評価される英語試験なので、高得点を取っておいて損はありません。

英検は難易度によって細かく級が分かれており、4技能の基礎~応用を作るための教材探しにとても役立ちます。

まとめ

まとめ

今回の記事では、独学で英語を学ぶ人に向けた『英語学習のロードマップ』をご紹介していきました。

この流れに沿って英語学習をしていくことで、もっとも効率良く英語能力を高めることが可能になっています。

常に自分の英語レベルとこの学習の流れを照らし合わせて考えるようにしてみましょう!

英語学習のロードマップ

  1. まず英語始めたての人は、超基礎の『単語・文法・発音』の学習に取り組む

  2. それを終えたら4技能の基礎作りをおこない、英語レベルに合わせてやり方も変えていく

  3. 最後に自分の専門分野の英語学習を同じような流れで行っていく
  • この記事を書いた人

Ryo

放射線技師・英語講師として働く30代です。

子持ち社会人でも、留学なしで英語が話せるようになれたプロセスをご紹介していきます。

【経歴】
元Native Campの講師
元赤ペン先生
元IDIYの英文添削講師

【放射線系の保有資格】
第1種放射線取扱主任者

【言語系の保有資格】
実用英語技能検定1級
TOEIC L&R 990点満点
日本医学英語検定試験3級
中国語検定試験4級

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